海外への展開

日本食品を世界中の食卓へ

健康志向の高まりから、最近はおいしくてヘルシーな日本食が世界的なブームとなっています。しょうゆが世界で認められてきた背景には、こうした食生活の世界的潮流が追い風になっていますが、長年の海外展開の中で、キッコーマンがしょうゆ事業とともに車の両輪として展開してきた、東洋食品の卸売事業の存在が大きな役割を果たしてきたことがあげられます。
「しょうゆの魅力を伝えることと日本の食文化の魅力を伝えることは、相乗効果を生み出す関係にある」という視点から、キッコーマンは1969年、アメリカの「ジャパン・フード社」(現JFCインターナショナル社)の経営に参画し、日本食材を中心とする東洋食品の卸売事業に進出しました。以来JFCインターナショナル社は、しょうゆをはじめ、米、みそ、海苔、酢など多種多様な食材を扱い、日本食の普及に取り組んできました。40年を経て、アメリカでも業界トップクラスの企業へと成長しています。
キッコーマンの東洋食品卸売事業は、その後、欧州、アジア・オセアニアへも進出し、世界44拠点で広く展開しています。(2014年4月1日現在)

JFCインターナショナル社は、全米に現在21拠点を擁し、1万アイテム以上の商品を取り扱っています。ビジネスの拡大にともない、2008年には最新鋭の物流センターをロサンゼルスに新設しました。全米屈指の規模をもつマイナス50℃の超低温冷凍庫を設け、常温、冷蔵、冷凍、超冷凍の4温度帯で食品をきめ細かく管理保管するとともに、東洋食品卸としては先駆的とも言える設備も完備し、さらなる品質とサービスの向上をめざしています。

 

食文化の国際交流

食品は生活必需品であり、これほど身近で日常的な交流を図るのに最適な商品はありません。
とりわけ海外においては、日本の風土と人が磨きあげたしょうゆをはじめとする日本食品だからこそ、日本文化を雄弁に語る伝道師としての役割を果たすことができるとも言えるでしょう。
人間の最も根源的な文化である食を通じた国際交流を図る。この信念のもとキッコーマンは、しょうゆ事業と卸売事業の二人三脚で、未来に向かって活動していきます。