商品開発

商品を開発する際、お客様に確かな品質の商品をお届けできるよう商品設計を行っています。「味のおいしさ」はもちろんのこと、「原材料の安全性」、「微生物安全性の確保」、「賞味期限の設定」、「容器の安全性」、「商品の適正表示」などを十分に確認し、安全、安心してお使いいただける商品を開発しております。
今後も「おいしさ」と「安全安心」を追求した商品を提供し続けていきます。

ここでは、キッコーマン食品の取り組みを中心にご紹介します。

安全でおいしい商品の開発

しょうゆの開発

いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ 450ml
いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ 450ml

しょうゆは大豆、小麦、食塩から麹菌と酵母と乳酸菌の働きでつくる発酵食品です。
しょうゆをつくる上で大切なことは、雑菌に汚染されないようにきれいな環境を保ち、優良な微生物が働きやすい環境を整えることです。
キッコーマンでは、長いしょうゆ醸造の伝統と最新の技術によって、安全でおいしいしょうゆづくりを行っています。

みりん・料理酒の開発

米麹こだわり仕込み本みりん 450ml
米麹こだわり仕込み本みりん 450ml

食品であると同時に“お酒”でもある「みりん」・「料理酒」は、品質面だけでなく、酒税法などの法令への適合性についてもしっかりと確認を行っております。
「米麹こだわり仕込み本みりん」に代表される「国産米100%、国内醸造100%」をコンセプトとする本みりん製品は、厳しい審査を通過した国産米を用い醸造しております。さらに、酒税法や米トレーサビリティ法を始めとする法令上も問題がないことを確認した上で、お客様に広い意味での「安全・安心」お届けできる商品を開発・設計しております。

濃縮つゆ「本つゆ」の開発

本つゆ 500ml
本つゆ 500ml

目指しているのは本格つゆです。そのために原料や製法にこだわって開発しました。しょうゆに糖を加えてねかせた、つゆ専用の「熟成かえし」にかつお節、いわし節、そうだかつお節、まぐろ節を自社工場で削って抽出した「だし」を合わせています。最適な抽出温度と時間でだしを取ることで料亭のような風味豊かでコク深い味わいを実現しています。また、本つゆはより高い安全性とだしの風味維持を両立するための殺菌方法をとっています。

焼肉のたれ「わが家は焼肉屋さん」の開発

わが家は焼肉屋さん中辛
わが家は焼肉屋さん中辛

目指しているのは焼肉屋専門店の味わいです。焼肉のたれにぴったりなコクと旨みの多いしょうゆに、果実と香味野菜をブレンドして、独自の「熟成だれ」を作っています。ここに「深煎りごま油」をあわせて、豊かな風味に仕上げています。また安全性を持たせつつ、素材のおいしさをできるだけ損なわないような方法で殺菌しています。これからもご家庭でおいしい焼肉を楽しんでいただけるような商品を開発していきます。

おそうざいの素「うちのごはん」の開発

すきやき肉豆腐
すきやき肉豆腐

「うちのごはん」は手作りの家庭料理を基本コンセプトにしています。肉をしっかり炒めたり、野菜のだしを活用する等、家庭での調理のコツをしっかり製造工程においても再現しています。素材の旨みをしっかり活かしたやさしい味わいなので、お子様から大人まで安心しておいしく召し上がっていただけます。

トマトケチャップ類の開発

デルモンテトマトケチャップ リコピンリッチ 485g
デルモンテトマトケチャップ
リコピンリッチ 485g

デルモンテは「種から畑から」をモットーにトマトの育種や栽培指導をしています。また安全・安心な原料の調達により「トマトのおいしさ」を活かしたクオリティの高い商品づくりを目指しています。畑で大切に育てられた完熟トマトの甘味を生かすため、自社で醸造したフルーツビネガーやオリジナルブレンドのスパイスなどを使用しています。また、トマトの風味を損なわない加熱工程を用いる事で素材のおいしさを引き立てた商品づくりに努めております。

豆乳の開発

調製豆乳 200ml
調製豆乳 200ml

「毎日続ける大豆の健康」。この言葉には「安全、おいしさ、健康」を未来に繋げるための想いが詰まっています。
主原料の丸大豆は風味の良い種類を選び、厳しい衛生管理のもとで豆乳を製造しています。
良質な大豆たんぱく質は日々の健康維持に役立ちます。
飲み飽きることのない「おいしさ」や「楽しさ」を日々開発しています。

安全で使いやすい容器開発

食品のすべての容器・包装材を対象に、その材質や形状は食品衛生法などの法律や社内ガイドラインの基準(容器包装に関する指針(2008))に照らして問題ないかチェックし、安全性を確かなものにして商品化しています。さらに、さまざまな生活シーンを考えて設計・開発を進め、いままで以上に使い勝手がよい容器開発をめざしています。加えて、環境にも優しい容器を商品化する観点から、容器環境事前評価※を必ず行い開発します。

  • 容器環境事前評価:新商品設計段階から環境に配慮した商品を開発し提供するための社内の新容器を評価するシステム

鮮度保持容器の開発

しょうゆは酸素と触れると劣化して、色が濃くなり風味が低下します。そこでしょうゆを注ぎ出しても空気が入らない逆止弁付き容器を開発しました。2010年に開栓後しょうゆの酸化を防ぐことができるパウチ容器を、さらに2011年にはお客さまの使い勝手を向上させた一滴単位でも注ぎ出すことができるボトルタイプの鮮度保持容器を導入しました。
2018年には、新たにPET素材を使った「密封eco(エコ)ボトル」を開発し、「いつでも新鮮」シリーズ等の容器で順次採用を拡大しています。
ボトルに使用する素材を、ポリエチレンからPETに変更することで、樹脂の使用量を減らすと同時にリサイクルしやすくしました。

【鮮度保持容器を使った商品例】しぼりたて生しょうゆ

しぼりたて生しょうゆ 200ml
しぼりたて生しょうゆ 200ml
しぼりたて生しょうゆ 450ml
しぼりたて生しょうゆ 450ml
味わいリッチ減塩450ml
味わいリッチ減塩450ml