先輩のキャリアステップ

Kikkoman Sales USA, INC. 出向

入社02年

関心を惹く営業術

入社して最初に取り組んだのは、首都圏にあるスーパーマーケットを対象にワイン、梅酒、みりん等を専門的に販売する仕事でした。大手酒類メーカーと比較すると商談時間が短いため、まずはバイヤーに商品に対しての関心を持っていただくことが必要となります。どのような商談をしたら、当社の商品に目を向けていただけるかを日々考え、実践していきました。

千葉県・野田市の隣町である松伏町で生まれ育った、私にとってキッコーマンは子どもの頃から親しんでいた企業でした。海外事業にも積極的だという話を聞き、ぜひ、ここで働きたいと思うようになりました。

異動04年6月

再度、初心にたち返る

北海道支店に異動となり、量販店や食品商社などの幅広い取引先に向けた営業に取り組むこととなりました。また、入社以来、酒類という限られたカテゴリーの商品だけを手がけてきたのですが、販売する商品もしょうゆをはじめ本つゆ、焼肉のたれ、うちのごはんなど、キッコーマンが手がける全商品に拡大。すでに、2年にわたり営業の現場を経験してきたものの、感覚的には全く別の会社に入り直したような状況です。当社商品についても、再度、一から学びながら仕事に取り組みました。

3~9年目

プレッシャーの中での成長

北海道に異動し3年目をむかえた頃から、地元の大手スーパーマーケットチェーンを担当するようになりました。このスーパーは、支店の売上の約1割を占める大得意先です。もちろん、こうした顧客を任せてもらえることは名誉なことなのですが、反面、大きなプレッシャーを感じずにはいられませんでした。私が、商談をまとめてこなければ、支店の売上が大きく落ちこんでしまうことになるからです。
また、バイヤーからは"しょうゆ・つゆ"の分野におけるカテゴリーリーダーとして、この分野における売上全体を伸ばす役割を期待されていました。どの商品を、どれぐらい売場に出すかについても細かく提案することが求められていたため、POSデータを分析してどの商品をどの位置に置いたらいいかを考えたり販促活動についての会議にも参加し、意見を述べさせていただきました。この仕事を通して、スーパーの業務をより深く見つめ直すとともに、スーパーの中でキッコーマンの商品がどのように売れていくのかを知ることができました。

異動11年7月

味のボーダレス化を担う

入社10年目にして、海外で働きたいという願いがかない海外営業部へ異動。現在、韓国をはじめグアム、サイパンなどの国に向け、日本やシンガポール、米国でつくられたキッコーマン商品の販売に取り組んでいます。取引先となるのは現地の食品輸入会社ですが、提案にあたっては味についての認識の違いを留意しなければなりません。お肉としょうゆの相性の良さを実感していただき、世界的に広がりつつある寿司文化を取り上げる等の手法で、日本の伝統的な調味料の良さをお伝えするようにしています。
これまで、各国に向けて新規商品の提案に取り組んできましたが、出張で訪れた際、現地のスーパーに提案した商品が並べられている光景を見ると感慨深いものがあります。海外事業に取り組みはじめて2年目をむかえましたが、諸外国における日本の味覚に対する関心の高さに、大きな手ごたえを感じているところです。

国際ビジネスに関わることは、入社時からの夢でもありました。しかし、国内における量販店を対象とした仕事の経験は、今の仕事をする上でも絶対に必要なものであったと思います。

14年目

グローバルな舞台で専門性を高める

入社して初めての営業以外のスタッフ業務部署への配属でした。
国際事業本部の中・長期的な戦略の立案、海外関連販売会社・製造会社のサポート、新市場開拓・新事業の戦略立案と、業務の範囲が非常に幅広く、苦労する面が多くありました。
しかし、各事業展開それぞれの課題や各国の法令の違いから生じる問題等に対処することで、営業だけでなく製造についても知識を深め、自身の専門性を高められる非常に良い経験だったと思っています。

15年目

米国での新たな挑戦

私にとって初めての海外赴任、そしてシェアの高い米国市場を担当させて頂けるという事に非常にやり甲斐を感じて働いております。
私はNortheastという東海岸を主な営業範囲とする支店に所属しており、職場の仲間は皆、アメリカ人なので、普段のコミュニケーションは英語です。英語自体はこれまでの海外営業部、海外事業部での経験からある程度慣れているつもりでしたが、現地の業務経験に乏しい為、初めのうちは内容が理解できず苦労しました。その後、業務に慣れ、現地の事情に通じるにつれてコミュニケーションも円滑になりました。
現在の担当はチャネルの形態、人種において非常に多岐に渡ります。それぞれにニーズは違っていますが、それらを満たす為、スピード感を持って新しいことに挑戦し続けていきたいと思います。

 

Ideal

 

池田 勉の「目指すもの」

日々、支店の仲間と協力し、市場の深耕と開拓に努めておりますが、当初は言葉の壁もさることながら、彼等との仕事に対する価値観の違いも大きなカルチャーショックでした。上手く仕事を進める為にはどういった言葉が彼らの心に響き、どうしたら皆がやる気になってくれるのかを考える事が非常に重要であると感じました。
これらの経験を踏まえ、これから米国でのマネジメントスキルを磨き、市場の理解を更に深める事で、将来的には米国本社でマーケティング・商品開発に携わりたいと思っています。
アメリカには様々な民族・人種がおり、その多様性が市場の活力の源になっています。それぞれの習慣、食文化に合ったマーケティングと商品展開をすることで、まだまだ米国市場は成長を続けることができると確信しています。