2010年4月28日
News Release No.10018
キッコーマン、2010年上海万国博日本産業館に展示ブースを出展!
展示テーマは「おいしい記憶をつくりたい。」
キッコーマン株式会社は、5月1日より中華人民共和国・上海市にて開催される「中国2010年上海万国博覧会」で日本産業館に、料亭『紫 MURASAKI』を出店するとともに、「おいしい記憶をつくりたい。」をテーマにしたキッコーマンブースを出展します。
日本産業館2階のキッコーマンブースでは、「おいしい記憶をつくりたい。」を展示テーマに、アイアン・アートワーク(※)と映像によって、おいしい笑顔が集う食卓をお届けするキッコーマンブランドをアピールいたします。
また、9月14日から26日には、日本産業館の「JALステージ」で、ゲームやイベントを行う「キッコーマンWEEK」を予定しており、様々な催し物で来場者の皆様に日本の食文化としょうゆに親しんでいただきたいと考えております。
<キッコーマンブース>
テーマ:
「おいしい記憶をつくりたい。」
展示:
展示スペースに入ると、まず壁一面の窓から見下ろす1階の新日本庭園と、空中に浮かぶ「食卓」をテーマにしたオブジェ(アイアン・アートワーク)が目に入ります。アート化された食卓が来場者の想像力を掻き立て、キッコーマンブースが「記憶」として残ることを期待しています。
窓と反対側の壁面上部には3面の大型映像モニターを配してテーマ映像をお楽しみいただきます。テーマ映像のコンセプトは「おいしい笑顔」。日本のしょうゆでおいしくなる各国の料理を、子供たちの笑顔を通じて表現します。
総合プロデューサー:
間宮 吉彦(まみや よしひこ)
空間デザイナー。全国で飲食、物販などの商業施設の空間デザインをはじめ、あらゆるジャンルのインテリアから建築まで空間をトータルに手がけ、特定の様式や主義にとらわれることなく、時代の欲するムードを表現し、その中に潜む普遍性を追求。1958年 大阪生まれ。1989年 株式会社インフィクス設立。2003年上海事務所を設立、ワールドワイドに活躍の場を広げています。大阪芸術大学デザイン学科教授。
キッコーマンブース イメージ
●「アイアン・アートワーク」
コンセプト:
「おいしい記憶をつくりたい。」というテーマには、地球上のより多くの人が幸せな「おいしい記憶」を積み重ね、豊かな人生を送れるようお手伝いをしていきたい、という想いを込めています。楽しさやうれしさといった食卓での時間や雰囲気が「おいしい記憶」を育みます。食卓を囲んで食事をする習慣、それは万国共通です。そしてその食卓で生まれる「笑顔」も万国共通です。アイアン・アートワークで形づくられる食卓の空間で、見る人一人ひとりが「おいしい記憶」に想いをはせていただければと考えています。
- ※アイアン・アートワーク
アイアン・ワークとは自由鍛造の技法です。本来は、鉄の無垢材を熱し、それをハンマーで叩くなどしてかたちづくる技法ですが、今回の作品は、アイアン素材を使用し、絵を描いていくような作家独特の技法で制作しています。
作者:
岸本 真之(きしもと まさゆき)
美術作家、武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科金属工芸専攻卒業、カッセル美術大学(ドイツ)修了。数多くのアイアン・アートワークを手がけ、個展の開催、ギャラリーや公共空間への作品提供をおこなっています。
氏の作風は鉄素材でありながら有機的な造形で温かみを感じさせる点が特徴です。食卓をモチーフにした作品も多くレストランなどでの作品展示もあり、このことが今回のテーマと合致し、起用のきっかけとなりました。
●テーマ映像「おいしい笑顔」
コンセプト:
「おいしい料理に必要なもの」について各国の子供たちが考えていく食卓のストーリーです。しょうゆを使ってつくられる中国、日本、アメリカの「おいしい料理」とそれを食べる子供たちの「おいしい笑顔」の映像で、キッコーマンが目指す「食文化の国際交流」を表現します。
また、3つのモニターが連動して展開する映像の仕掛けにより、楽しんで観ていただける工夫を施しています。
出演者:
中国人の男の子:王昇平くん
日本人の女の子:坂口ほのかちゃん
アメリカ人の男の子:スレイター・アイエロくん
スタッフ:
企画制作:IMAGICA TV
監督:中村 隆太郎
映像制作:IMAGICAイメージワークス、楽映舎
<キッコーマンWEEK>
来場する皆様に日本のしょうゆと食文化に触れていただき、興味を持っていただくためにクイズやゲームを交えながら、分かりやすく楽しいステージイベントを検討しております。
詳細についてはあらためてご案内させていただきます。
開催日程:2010年9月14日(火)~26日(日)
会場:日本産業館「JALステージ」
「中国2010年上海万国博覧会」は、世界が注目する国際的なビッグイベントであり、キッコーマングループが経営理念としている「食文化の国際交流」をすすめる絶好の機会ととらえています。キッコーマンブースの出展と、料亭『紫 MURASAKI』の出店により、中国ならびに世界の皆様に、日本の食文化、および食文化の国際交流への理解を深めていただきたいと考えています。
以上