2013年12月6日
和食に欠かせない調味料No.1は「しょうゆ」!
~キッコーマン「日本人の和食に関する意識実態調査」を実施~
キッコーマン食品株式会社は、「和食;日本人の伝統的な食文化」のユネスコ無形文化遺産の登録決定を前に、「日本人の和食に関する意識実態調査」を実施しました。
その結果をもとに、和食をもっと身近な料理として提案するプロモーションを2014年3月よりスタートし、「和食」を応援してまいります。
【1】「日本人の和食に関する意識実態調査」調査結果
今回の調査では、主婦の和食に対する意識や調理実態、そしてユネスコ無形文化遺産の登録申請の際に取り上げられている和食の特徴について、現在の実践度や今後の実践意向について調査しました。
1. 和食に欠かせない調味料
1位は「しょうゆ」(98.4%)。2位以下は「だし」「みりん」「みそ」「砂糖」でした。(*表1)
2.よくつくる和食メニュー(白米・みそ汁除く)
1位「焼き魚」(59.8%)、2位「肉じゃが」(53.7%)、3位「豚のしょうが焼」(51.9%)、4位「かぼちゃの煮物」(50.6%)、5位「うどん」(49.5%)と、しょうゆを使用するメニューが上位に並びました。(*表2)
3.普段、家庭で食べる料理のタイプ
「食卓に和食をもっと取り入れたい」という主婦の意識が高いことがわかりました。(*表3)
(1)実際につくられている料理は和食が洋食・中華に比べて多い
(2)ただし、特に小学生から高校生の子どもがいる世帯では、和食より洋食が好まれる傾向がある
(3)主婦が家族に食べさせたい料理、次世代に向けて伝えたい料理、今後頻度を増やしたい料理はそれぞれ「和食」が多い
4.和食に対するイメージ
和食の良いところとして、「野菜をたくさん食べられる」「栄養バランスが良い」「健康に良い(ヘルシー)」というイメージが強いことがわかりました。また、良くないところとして、「どれも似たような味になる」「下処理に手間がかかる」「調理に手間がかかる」という意識が存在することがわかりました。(*表4)
5.和食のユネスコ無形文化遺産登録について
無形文化遺産の登録申請の際に取り上げられている「和食の特徴」(下記参照)については、「今後実践したい」という意識は強いものの、「現在実践している」割合は相対的に低く、意識と実態の差があることがわかりました。(*表5)
「和食の特徴」: |
旬の食材を生かした料理であること ご飯を中心にしたバランスの良い献立であること 盛りつけの美しさを大切にすること 年中行事に合わせた献立であること |
【2】和食をもっと身近な料理として提案するプロモーション
これらの調査結果を踏まえ、キッコーマンは、日本の食文化を支えてきた「しょうゆ」を中心に、和食をもっとおいしく、もっと簡単に、もっと健康的に楽しめるプロモーションを2014年3月より、全国で展開します。
具体的には、多様な食材を生かした季節ごとのメニューや、栄養バランスの良い和食献立を、おもに店頭やホームページ上で、年間を通してご提案してまいります。
また、プロの料理人の方に「キッコーマンの和食お助け隊」としてサポートしていただき、おすすめレシピや献立提案などをご紹介してまいります。
(キッコーマンホームページ上で特設サイトを12月9日よりオープンします)
【日本人の和食に関する意識実態調査】
<調査概要>
方法: |
インターネット調査 |
期間: |
2013年11月27・28日 |
対象: |
首都圏・近畿在住 20~60代の主婦(女性)830名(ウエイトバック集計※) ※年代構成を実際の年代構成に合わせるため、人口構成比に準拠して集計 |
(表1)「和食」に欠かせない調味料をすべてお答えください。(複数回答)
(表2)あなたがよくつくる和食の家庭料理をいくつでもお答えください。(複数回答)
※白米、みそ汁除く
(表3-1)普段、ご家庭で食べる料理のタイプについて、次の項目に当てはまるものをすべてお答えください。(複数回答)
(表3-2)ご家族が好きな料理のタイプについて、次の項目に当てはまるものをすべてお答えください。(複数回答)
(表4-1)家庭料理としての「和食」の良いところをすべてお答えください。(複数回答)
(表4-2)家庭料理としての「和食」の良くないところをすべてお答えください。(複数回答)
(表5-1)普段ご家庭で「和食」をつくるときに、あなたは以下の「4つのポイント」をどの程度実践していますか。
(表5-2)今後ご家庭で「和食」をつくるときに、あなたは以下の「4つのポイント」をどの程度実践したいと思いますか。