プラスチック資源循環アクション宣言

9.産業と技術革新の基盤を作ろう 12.つくる責任 つかう責任 13.気候変動に具体的な対策を 14.海の豊かさを守ろう 17.パートナーシップで目標を達成しよう SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS 2030年に向けて世界が合意した「持続可能な開発目標」です

みんなの力でプラスチック資源の循環に取り組もう

キッコーマングループでは、2008年に「容器包装に関する指針」を制定し、お客様にとって安全で使いやすく、かつ減量化、再生利用など環境負荷低減を目指す姿勢を明確にしました。今後もグループ全体で更なる取り組みを進めて参ります。

容器包装に関する指針

キッコーマングループは、地球環境への負荷が少なく、お客様にとって安全で使いやすく、製造・輸送・保管・販売に適した容器包装の調達、開発、商品化を行う。

  1. 1容器包装の減量化に努める。
  2. 2リターナブル容器包装の導入、使用に努める。
  3. 3分別や再利用しやすい形状設計および材質を検討してその実用化に努めると共に、各国法令等を順守し、再商品化を促進する。
  4. 4持続可能な資源の利用に努める。
  5. 5環境に配慮する企業からの調達を推進する。
  6. 6人体に安全な材質・形状の資材を使用する。
  7. 7お客様の要望、購入・使用状況を反映した容器包装の開発に努める。
  8. 8多様なお客様にも使いやすいユニバーサルデザインを考慮した容器包装の開発に努める。

プラスチック資源循環のための取り組み

  1. 1容器・包装の減量化、分別・再利用しやすい形状および材質の利用
    • ボトルやキャップ、シュリンクラベルの軽量化
    • 分別しやすい容器の開発
  2. 2持続可能で環境に優しい資源の利用
    • バイオマス樹脂の導入
    • リサイクル材を用いた環境負荷低減容器の開発

主な取り組み事例

1)ボトルの軽量化(2010年実施)

しょうゆ1ℓ PETボトルを12%軽量化(33gから29gに)しました。

2)ラベルの薄肉化とミシン目の改良(2011年実施)

本つゆ500mℓと1ℓボトルのシュリンクラベルの厚みを30%薄肉化(50μmから35μmに)しました。
ラベルのミシン目をより切りやすくして、廃棄時のラベル分離を容易にしました。

3)リサイクルPET樹脂の採用(2015年実施)

鍋つゆ用パウチにリサイクルPET樹脂を採用しました。従来と比べて、樹脂製造時のCO₂排出量を約24%削減しています。

4)PET樹脂製二重構造容器の採用(2018年実施)

PET樹脂製の「密封eco(エコ)ボトル」を開発し、450mℓ容器に採用しました。
素材を、“ポリエチレン”から“PET”に変更することで、PETボトルとしてのリサイクルに対応すると共に1本当たりの樹脂使用量を10%削減し、環境負荷低減を行っています。