親子の食体験
北海道・まるごとしょうゆ体験編
日時 |
2017年7月28日(金) |
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場所 |
北海道千歳市 |
北海道キッコーマン株式会社は、しょうゆの原料である大豆や小麦の産地、北海道にあるしょうゆ工場です。
ここで、しょうゆ工場見学、しょうゆづくり体験など、五感を通してしょうゆのすばらしさやおもしろさを親子一緒に体験し、食への理解を深めました。
プログラム内容
(1) まるごとしょうゆ体験
しょうゆ塾
しょうゆ塾では、原材料や香り、しょうゆが使われているものなどについて、しょうゆ博士の話をよく聞いて、クイズに答えながら学びました。
しょうゆはとても身近な調味料ですが、新しい発見がたくさんあります。

しょうゆづくり体験
仕込みたて、中間、しぼる直前と、熟成期間が異なるもろみの固さ、香り、色の違いを確認した後、もろみを詰めた布袋を力強くしぼりました。
普段体験することのないしょうゆしぼりの感触などを楽しむことができました。


しょうゆ工場見学
しょうゆの歴史やできあがるまでの過程を映像や展示で学んだ後、工場で製造ラインを見学しました。

(2) 昼食
昼食では、豆乳汁づくり体験をしました。
「調製豆乳」と「めんみ」を混ぜ、豆乳汁を作りました。
手に気をつけながら、包丁で具材を切りました。
完成した豆乳汁は「めんみ弁当」と一緒に、みんなでおいしくいただきました。
食後には、バニラアイスクリームに「しぼりたて生しょうゆ」をかけたデザートを試食。
意外な組み合わせですが、しょうゆをかけることでバニラアイスクリームの甘さが引き立つのを実感できました。



(3) マイボトルづくり
マイボトルづくりでは、まず、北海道産の大豆と小麦を使用してこの工場で作られた「北海道丸大豆しょうゆ」を自分で卓上びんに詰めます。
そして、その卓上びんに、カラフルなマーカーで星やクローバー、花、木の葉などを自由に書き入れたら、世界でひとつしかないマイボトルの完成です。
まるごとしょうゆ体験の思い出が詰まったおみやげとして、お持ち帰りいただきました。

(4) しょうゆ糀づくり
最後に、しょうゆ糀をつくりました。
しょうゆと麹の分量を計って混ぜます。
あとは常温で7日間くらい置き(季節によって異なる)、1日1回かき混ぜて完成です。
冷蔵庫に入れて1ヵ月くらい保ちます。

(5) 修了式
すべてのプログラムを終え、「しょうゆ博士」になった証しとして修了証が授与されました。
しょうゆについてのいろいろな体験を通して、食の大切さを楽しく学ぶことができました。

参加者の声
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【しょうゆ体験】しょうゆの作り方がよくわかって勉強になった(児童)
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【しょうゆ体験】昔の人があんなに大きいたるで作っているのに驚いた!(児童)
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【マイボトルづくり】世界にただひとつオリジナルのしょうゆを作ることができ、娘はとても喜んでいました。最後の絵や文字を書いているときは目がきらきらと輝き心から楽しんでいる姿を見て今日参加することができて本当によかったと思います(保護者)
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【マイボトルづくり】世界にひとつだけのしょうゆボトルを作れてうれしかった。(児童)
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【昼食】バニラアイスにしょうゆをかけて食べるのがびっくりしましたがおいしかったです。(保護者)
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【昼食】めんみを使ったお弁当もおいしかったです。色々とアレンジできることが分かり、お弁当作りの参考にしたいと思います。(保護者)
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【料理体験】作ったことの無い料理を作って、またひとつ作れる料理が増えた。(児童)
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【料理体験】豆乳汁を食べるのがはじめは嫌だったけど、食べてみたらとてもおいしくておかわりしました。(児童)
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【全体の感想】一般的な工場見学を想像し参加したのですが瓶詰め料理実習etc本当に色んなことを体験できて親子して楽しい一日でした。(保護者)