親子の食体験

高砂・まるごとしょうゆ体験編

日時

2017年3月28日(火)

場所

兵庫県高砂市

協力

山陽塩業(株)、(財)塩事業センター、(株)日本海水

キッコーマン食品(株)高砂工場は、瀬戸内海播磨灘に臨む兵庫県高砂市にあります。
今回はこの高砂工場で、高砂市の特産品焼きあなごを使った料理に挑戦したり、しょうゆの原料である塩を使った実験をしたり、しょうゆづくり体験をしたりと、親子で楽しみながら、「食」と「文化」を満喫しました。

プログラム内容

(1)料理体験

瀬戸内の海の幸、焼きあなごの手綱(たづな)ずしと、簡単にできるお吸い物と、しょうゆ糀(こうじ)をつくりました。
まず最初に、しょうゆ糀をつくり、あっという間にできました。
あとは常温で7日間くらい置き(季節によって異なる)1日1回かき混ぜて完成です。
冷蔵庫に入れて1カ月くらい保存できます。

 

手綱ずしは、クッキングシートと巻きすを使ってご飯の形を整え、包丁を手に注意深く、焼きあなごを切ったり具材を並べ、親子で協力し合って料理を楽しみました。
また、手綱ずしを切る前に、「いつでも新鮮 旨み豊かな贅沢白だし」を使ったお吸い物もつくりました。
料理に参加して、自分たちでつくった手綱ずしとお吸い物を全員で「いただきます!」と声を合わせ、料理を味わいました。
食事が済んだ後は、「ごちそうさまでした!」ときちんと挨拶をして料理体験を終了しました。

 

(2)塩のはなしと実験

午後は、山陽塩業(株)の方を先生にむかえ、しょうゆの原料の1つである塩について学びました。
塩の文字の話やクイズなどを行ったあと、実験です。
海水を蒸発させて塩を取り出すところを見たり、デルモンテ・オレンジジュースでシャーベットをつくりました。
水に入れて沈んでいるゴルフボールが塩水を加えると浮いてきたり、塩を使って氷づりをしたり、マジックのような実験をして、塩のはたらきを知りました。

 

(3)しょうゆづくり体験

しょうゆづくり体験

映像でしょうゆの歴史、原料、つくり方、パワーなどを学んでから、しょうゆづくりを体験しました。
まず、しょうゆの原料である、大豆と小麦を観察しました。
次に、蒸した大豆と、炒った小麦に麹菌を加えてよく混ぜ合わせました。
そして、混ぜ合わせたばかりのものと、あらかじめ準備してあった3日間育てたしょうゆ麹とを見比べ、変化を確かめました。
しょうゆ麹に食塩水を加えたもろみの、発酵・熟成していく姿、色、香りを体感しました。
最後に、力いっぱいもろみを絞り、しょうゆのできるまでを体験しました。

 

せんべい焼き体験

まずは、フライパンで味のついていないせんべいを焼き、味を確かめました。
次に、しょうゆをつけてさっと焼き、食べ比べます。
しょうゆの色・味・香りのおいしさを実感しました。

 

工場見学

しょうゆづくり体験の次に、世界最大規模のしょうゆ工場を見学しました。
高砂工場は、1931年(昭和6年)に完成し、初出荷以来、約80年間しょうゆをつくり続けている歴史のある工場です。

 

(4)修了式

最後に、一人ひとりに修了証が授与され、内容盛りだくさんの「まるごとしょうゆ体験」の1日は、幕を閉じました。

 

参加者の感想

  • 普段子供とゆっくり時間をとって料理を一緒に作る機会があまりないので、巻き寿司を作れて良かったです。子供でも簡単に楽しく巻き寿司を作れたので家でもまた一緒に作ってみようと思います。お寿司もお汁もおいしかったです。(保護者)
  • お寿司作りが楽しかったです。またお母さんと家で作りたいです。(児童)
  • こうじ作りやもろみの状態を実際に見たり匂いをかいだりという貴重な体験ができました。簡単に買っているものでも、手に入るまでにいろんな過程を経ているということを知ることができて良かったです。おせんべいもおいしかったです。(保護者)
  • しょうゆ工場でしぼるところやまぜるところを見て、すごい所だと思いました。(児童)
  • 大豆+小麦+塩+キッコーマン菌でしょうゆができることを体験できたことに感激しました。(保護者)
  • 実験をしていて塩のことがこんなに使われていてすごいと思いました。いろんなことに使われていてすごかったです。(児童)
  • シャーベットになった時、子供たちから「わぁ」と驚きの声があがりました。塩の力に驚かされたのと性質の働きが興味深かったです。(保護者)