責任ある事業活動

容器・包装の工夫
環境のために進化し続ける

キッコーマンでは、お客様にとってより使いやすく、環境にもやさしい容器・包装の開発をすすめてきました。江戸時代から続くキッコーマンの工夫と取り組みについてご紹介します。

容器・包装に関する指針

キッコーマングループは、地球環境への負荷が少なく、お客様にとって安全で使いやすく、
製造・輸送・保管・販売に適した容器・包装の調達、開発、商品化を行う。

1

容器・包装の減量化に努める。

2

リターナブル容器・包装の導入、使用に努める。

3

分別や再利用しやすい形状設計および材質を検討してその実用化に努めると共に、各国法令等を順守し、 再商品化を促進する。

4

持続可能な資源の利用に努める。

5

環境に配慮する企業からの調達を推進する。

6

人体に安全な材質・形状の資材を使用する。

7

お客様の要望、購入・使用状況を反映した容器・包装の開発に努める。

8

多様なお客様にも使いやすいユニバーサルデザインを考慮した容器・包装の開発に努める。

容器・包装変化の流れ

 

結樽

リサイクル容器の原点

結樽(ゆいだる)は、江戸時代初期から戦後の一時期まで長く使われていた杉板の樽です。新しい樽よりも古樽の方がしょうゆ保存に好まれ、使用済みの樽も洗浄して大切に再利用されていました。

 

ガラスびん

長きにわたって活躍し続ける

ガラスびん容器は木製の樽に代わるしょうゆの容器として1918年に導入され、現在も使用されています。ガラスびんは木製の樽に比べて内容物の保存性に優れるという品質上の利点に加え、洗浄して再利用(リユース)しやすいという特長があります。

 

小型卓上容器

キッコーマンのシンボル

しょうゆを卓上でも手軽に使える150mℓ小型卓上容器は1961年に発売され、1993年に食品業界ではじめて「グッドデザイン賞」を受賞しました。中身のしょうゆをご家庭で詰め替えて、手軽に再利用していただけます。

 

PET容器

食品業界ではじめてPET容器を採用

PET容器は、軽い、衝撃に強い、透明度が高い、酸素の遮断力が強い(製品劣化を防ぐ)、燃焼時に有毒ガスを発生しない、などの特長があります。成型が難しいという課題がありましたが、樹脂成型メーカーの協力を得て、キッコーマンは、1977年に食品業界で初めてPET容器を導入しました。