親子の食体験
茨城・まるごと豆乳体験編
日時 |
2019年8月23日(金) |
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場所 |
茨城県猿島郡五霞町 キッコーマンソイフーズ(株)茨城工場 |
キッコーマンソイフーズ茨城工場は、2013年にオープンした新しい工場です。
今回のプログラムは、豆腐づくり体験や豆乳工場見学を通して、豆乳について学んだり、「豆乳」を使った料理などに挑戦し、日本人にはなじみ深い「大豆」を感じながら日本の食を味わいました。
プログラム内容
(1)料理体験と昼食



東京駅に集合してバスで向かいました。予定より早く工場に着きそうだったので、途中、道の駅に立ち寄りました。
開会式を行った後、料理体験からスタート。今回挑戦するのは、豆腐と豆乳ホワイトソース、豆乳汁の3品です。
はじめに、「豆腐のできる豆乳」を使って「豆腐」をつくりました。
にがりを入れてから泡立てないように、かつしっかりとかき混ぜてお湯を張ったフライパンの中で蒸します。豆腐のつくり方の仕組みが分かっておどろいている参加者もいました。
豆乳ホワイトソースは2つの家族が一緒につくりました。交代しながら焦がさないように、たまねぎと小麦粉を注意深く炒め、“だま”にならないように少しずつ豆乳を加えて練っていきました。その後、コーンとマッシュルームを加えてとろみがつくまで温めたら完成です。
豆乳汁は、班全員がそれぞれ材料を切り、沸騰している鍋にやけどに気を付けながら食材を入れ、最後に調製豆乳と「濃いだし本つゆ」を入れて完成です。
お弁当の「洋ごはん★つくろ チキンライス」とハンバーグにつくったばかりの豆乳ホワイトソースをかけ、豆乳汁をよそい、豆腐に「いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ」をかけて昼食の完成です。
みんなで手を合わせて「いただきます」。
デザートには豆乳飲料のマカダミアナッツ味を使用したアイスです。このアイスはいろいろな味種の豆乳でつくることができます。
(2)豆乳塾
昼食の後は、キッコーマンソイフーズの豆乳博士から豆乳の話です。
大豆は豆乳以外に何に使われている?など子どもたちに質問をしながら豆乳について楽しく学びました。

(3)豆乳工場見学
VTRで豆乳のつくり方を学んだ後、エアーシャワー体験と見学コースに別れました。
エアーシャワー体験では、手洗い、手の乾かし方、アルコール消毒など普段工場で行っている衛生管理を体験し、最後にエアーシャワー体験を行いました。
普段体験できないエアーシャワーに皆さん大興奮していました。

見学コースでは、実際に動いているラインを見たあと、さらに詳しく工場の事が分かるVTRをみました。VTRのクイズはよく工場を見学しないと分からない問題が多く、みんな一生懸命でした。
また、工場ならではのできたての豆乳と調製豆乳の飲み比べもありました。

(4)紙パックづくり
最後は、全員で紙パックづくりです。
紙パックについての秘密を知り、簡単に楽しく紙パックをつくることができました。
そして、豆乳の工場見学、料理などを体験して、たくさん学んだ親子に「修了証」が授与されました。


参加者の感想
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(豆腐づくり)お店みたいなお豆腐ができて、びっくりしました。しょうゆをつけるとさらにおいしくなりました。(児童)
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(豆腐づくり)娘は豆腐が苦手でしたが、今日は全て食べられたので、食育として、苦手の克服になりました。(保護者)
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(調理体験)班のみんなと協力してつくったのが楽しくておいしかったです。中でも豆乳ホワイトソースがおいしかったです。(児童)
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(調理体験)普段家で子どもと料理することもないので貴重な経験ができました。(保護者)
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(工場見学)エアシャワーや手を洗う30秒が早く感じた。とても衛生的だなと思った。ふだんの生活で手を洗う30秒をしていきたいです。(児童)
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(工場見学)牛乳と豆乳のパック構造の違いが気になっていたので、わかってよかったです。衛生面に細心の注意を払っていることがわかり(大人は知識として知っていることでも)子どもは体験を通じて知ることができてよかったです。(保護者)
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(全体)豆乳のこともわかったし、豆乳からできるものもわかったのでよかったです。(児童)
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(全体)自分たちがつくったお料理で昼食が食べられて、おいしいお弁当がもっとおいしかったです。箱づくり体験が思ったよりも大変でした。豆乳が大好きですが、今回の体験でもっともっと豆乳が大好きにななりました。(保護者)