親子の食体験レポート

流山・まるごとみりん体験編

日時 2017年10月14日(土)
場所 千葉県流山市 流山キッコーマン株式会社 流山工場

流山キッコーマンがある千葉県流山市で、みりんを使った調理体験を行ったり、みりん塾や実験をしたり、工場見学を通してみりんをについて学び、親子で楽しみながら「食」を満喫しました。

プログラム内容

(1)調理体験と昼食

まずはみんなで2種類のみりんをつかって料理体験を行いました。
今回挑戦するのは「卵焼き」「鮭のてり焼き」「ほうれん草のごまナッツみそ」です。
班に分かれてスタッフのデモストレーションを見た後、それぞれ手際よくつくりました。
煮切った「芳醇 本みりん」をたっぷりつかった「卵焼き」はふわふわとよく膨らみました。
「キッコーマン うちのごはん そうざいの素」を使った「ほうれん草のごまナッツみそ」は手軽に簡単につくれました。
「鮭のてり焼き」は「米麹こだわり仕込み本みりん」や「料理のための清酒」をつかっててりつやよくつくります。
最後にスタッフが事前に用意した、ご飯ともろみ汁とみりんを使ったりんごのコンポートを添えたら完成です。
全員で「いただきます」のあいさつをして、昼食を開始しました。
自分たちでつくった料理をおいしそうに食べました。

(2)みりん塾と実験

自分たちでつくった昼食を食べた後、流山キッコーマンのみりん講師からみりんの話を聞き、実験を行いました。
みりんシロップの味をみたり、もろみやしぼり粕を見たり香りをかいだりして、みりんができるまでを体験しました。
映像やPPを使ってみりんの特徴を学んだあと、そのうち「浸みこみ」と「消臭」の2つの特長を実験して検証しました。
「浸みこみ」は、さとう水とみりんの浸みこみの速さを比較し、「消臭」は、さんまの水煮缶詰にみりんをかける前と後で香りを比べました。

(3)工場見学

工場見学をし、パネルや工場を通してさらにみりんのことを学びました。
最後に、一日「みりん」について体験して学んだ親子に「修了証」が授与されました。

参加者の感想
  • (料理体験)私が一番おいしかったのは卵焼きです。理由はふわふわしていて味がおいしかったからです。やっぱりみりんはすごいと思いました。他のもすごくおいしかったです。(児童)
  • (料理体験)子供が料理を作るきっかけになってくれればと思いました。普段作ってもらえる事が当然のようになっているのでとてもよい体験でした。意外と卵焼きを作るのが上手く新しい面も見られました。(保護者)
  • (工場見学)おもしろい機械がたくさんあって見る事ができてよかった。(児童)
  • (工場見学)みりん塾での勉強をふまえての工場見学だったのでよく工程がわかりました。もろみを仕込むタンクの大きさにビックリ!!(保護者)
  • (みりん塾)みりんの作り方をたくさん知れてびっくりした事がたくさんありました。歴史も知れてうれしかったです。みりんシロップも飲めてうれしかったです。米麹を実際に見られてうれしかったです。(児童)
  • (みりん塾)みりんは普段使わないのですが、魅力がたくさんある事を知りました。高いものほどその効果も高いですね。(秋刀魚の消臭効果、すべてのみりんで効果を検証)キッコーマンのしょうゆはみりんを使わなくてもおいしいですがみりんも使ってみようと思います。(保護者)
  • (全体)普段忙しく、子供と料理をする事がなかったので楽しかった。みりんの効果が色々わかって料理に使っていこうと思えた。(保護者)
  • (全体)スタッフの方のお休みにも関わらず親切穏やかな心配りご対応ありがとうございました。みりんの製造工程を知る事で料理の仕方の参考になり様々な料理に使ってみようと思いました。りんごのコンポートはみりんだけでの味付けという事で驚きました。(児童)