トップコミットメント

2013年6月25日にキッコーマン株式会社のCEOに就任いたしました。キッコーマングループを取り巻く環境は激しく変化しています。そのような環境の中で、私たち自身も環境に柔軟に対応し変化することで新しい価値を提供することが求められています。その一方で、守るべきは守るという姿勢を持ち、社会的な存在価値を追求していくことも重要だと考えています。変化の大きな時代だからこそ、時代を超えて変わらない指針を持ち、自分たちの価値観を確かなものにしなくてはなりません。
キッコーマングループは創立以来、企業は社会の公器であるとの認識に基づき、社会とのつながりを意識して事業活動を行ってきました。先人が継承してきたこのような考えを踏まえ、今日私たちは「キッコーマングループ経営理念」を掲げています。私は「キッコーマングループ経営理念」を実践することにより、社会への責任を果たしていくことが事業活動の基本であると考えています。
私たちは2011年に「キッコーマン 企業の社会的責任体系図」を策定しました。この体系図は、「責任ある事業活動」、「健康で豊かな食生活の実現」、「地球社会との共生」という三つのテーマを実践していくことが私たちの企業の社会的責任であり、それが経営理念の実践につながっていくことを示しています。つまり、一人ひとりの社員が消費者本位を基本として、日々の事業活動をしっかりと行い、その上で私たちならではの活動を通して社会に貢献することで社会の公器としての企業の社会的責任が果たせるということです。
こうした取り組みは2001年、キッコーマンが日本企業として初めて署名した国連グローバル・コンパクトの実践にもつながるものと考えています。国連グローバル・コンパクトは、署名企業に対して、人権、労働基準、環境、腐敗防止の4分野における10原則に基づいた取り組みを求めています。キッコーマングループでは、私たちに向けられた期待と信頼の高さを認識し、その責任を果たすべく活動を進めてまいります。

 

代表取締役社長 CEO
堀切 功章