環境マネジメント推進体制

キッコーマングループは、CEOをグループ全体の最高経営責任者とし、グループ経営会議をその意思決定のための審議機関としています。グループ経営会議では、環境保全活動を含む社会課題を議題とし、方針の策定や取り組み強化に向けた討議を行っています。そのうえで環境保全活動に関わる報告を取締役会に対してCEOが行い、当社グループ経営戦略に反映させています。

また、当社グループ経営戦略に基づき、キッコーマン(株)常務執行役員CSO(最高戦略責任者)が委員長を務める「企業の社会的責任推進委員会」を設置し、環境保全活動を含む社会課題解決に向けた全社的な取り組みを推進しています。そして、キッコーマン(株)常務執行役員(統括環境管理責任者)が委員長を務める「環境保全統括委員会」を通して、各グループ会社・事業所組織への目標・方針の具体的な展開を行っており、グループ全体の環境関連ノウハウと技術の蓄積、変化への対応力の向上などを図っています。

さらに各拠点の環境管理責任者を中心とするメンバーで構成する「環境保全推進委員会」で、詳細なデータや事例の共有化を推進しています。

このようにキッコーマングループは、グループ全体の視点で環境保全活動に関する目標や方針を策定し、それに基づく現場での対応結果を定期的に見直しながら情報の交流を図る体制を整え、環境マネジメントシステムの改善につなげています。