リスクマネジメント体制

基本的な考え方

キッコーマングループでは、事業の安定的な発展を実現し、ステークホルダーへの責任を果たすため、当社グループの活動を取り巻くリスクに備えた取り組みをすすめています。キッコーマン(株)では、各執行役員が担当する子会社および部門を指揮し、リスク顕在化の未然防止に努めています。また、グループを取り巻くリスクを定期的に評価し、対応が十分であるか点検を行っています。そして、グループの危機管理全般に関する方針、体制をまとめた規程を策定し、主要リスクに対するマニュアルの雛形を作成し、国内関係会社で共有化しています。

リスクマネジメント規程

2010年10月、キッコーマングループを取り巻くさまざまなリスクに対する的確な管理と実践を目的に、リスクマネジメントに関する基本的事項を定めた「キッコーマングループ リスクマネジメント規程(リスクマネジメント規程)」を制定しました。あわせて、危機管理マニュアル集を作成し、グループの危機管理対応の平準化を推進しています。
リスクマネジメント規程には、キッコーマングループのステークホルダーに対してさまざまなリスクが与えうる影響を除去・軽減するという方針を明示しています。リスクマネジメント規程では、リスクの定義を自然災害や事故だけに限定せず、コンプライアンスや環境問題等のステークホルダーへの影響が大きい内容を包含しています。リスクマネジメント体制の整備をすすめることで、事業の安定的な発展を実現するとともに、ステークホルダーへの責任を果たします。
また、主要リスクに対してのマニュアルを用意し、国内関係会社と共有することで、不測の事態にも迅速に対応できる体制強化をすすめています。