マンジョウ

ひとつ上の、まごころ。 こだわり続ける伝統の技で、こころのこもった味づくりをお手伝いします。
  • 良質な素材と歴史に培われた醸造技術で、誠実にていねいに江戸時代からの伝統の味をつくり続けます。
  • しょうゆと相性のよい本みりんなどの酒類調味料で食材のおいしさを引き立て、ひとつ上の和食づくりを応援します。
  • こころあたたまる家庭料理で、食卓によろこびと笑顔を生むためのお手伝いをいたします。

ブランドストーリー

創業1766年の伝統を受け継ぐ

江戸時代中期1766(明和3)年の創業以来、マンジョウは、醸造業に真摯に取り組み、その技術を培ってきました。

『マンジョウ本みりん』の原型とも言われる“白みりん”が完成したのは、1814(文化11)年のことです。現在の千葉県流山市で、創業当初より酒づくりを営んでいた名醸造家の二代目当主が、きれいに澄んだ白みりんの醸造に成功。これが江戸市中で大変な人気となり、東名物として日本全土に広まりました。

1873(明治6)年には、ウィーン万国博覧会に、日本の調味料としては初めてマンジョウのみりんが出品され、「有功賞牌」を獲得しています。

流山の白みりんが良質の味わいを生み出した背景には、醸造地・流山近県で生産されていた名産のもち米とうるち米を使用していた点があげられます。いまも、原料にこだわり、ゆっくりと時間と手間をかけて熟成させる昔ながらの醸造法は、200年の時を経て『マンジョウ本みりん』に受け継がれています。

和食の味の原点、しょうゆと本みりん

近年、食の多様化が進む一方で、さまざまな角度から和食のよさが見直されています。その和食の味の原点と言えば、しょうゆと本みりん。日本の食文化を語るうえで、本みりんは、しょうゆとともになくてはならない調味料と言えます。特にしょうゆとの相性はすばらしく、いっしょに用いることで料理がより味わい深いものになり、その味わいは日本人のこころを奥底からなごませてくれる不思議な力をもっています。本みりんとしょうゆは、互いに最高のパートナーと言えるでしょう。

本物の和食を次世代に

さらに本みりんで特筆すべきは、その調理効果の高さ。「生臭みをおさえる」「煮くずれを防ぐ」「中まで味をしみ込ませる」「照りやつやを与える」といった優れた調和力を備えています。本みりんは、日本の食材を、そして料理をおいしく仕上げるために欠かせない名脇役と言えます。料理をさらに引き立てる、言わば“かくし味の王さま”。唯一無二の調味料として、本みりんの役割は続きます。

マンジョウはこれからも、本物の和食を未来に伝えていくため、「ひとつ上の、まごころ。」を大切に、こだわり続ける伝統の技で、こころのこもった味づくりをお手伝いしていきます。