「キッコーマン豆乳」のキャップ・ストローに
植物由来プラスチックを新たに採用!
~2023年3月下旬より全商品順次切り替え~
2023年01月23日
キッコーマンソイフーズ株式会社は、3月下旬より順次、「キッコーマン豆乳」1000mlのキャップおよび200mlのストローを、植物由来のバイオマスプラスチックに変更します。
対象は「キッコーマン豆乳」42アイテム(※1)です。まず、1000mlの2アイテムと、200mlの5アイテムから切り替えます。
「キッコーマン豆乳」は、環境に配慮し、石油由来のプラスチックの代わりに植物由来のバイオマスプラスチックを100%使用した、キャップとストローを新たに採用します。さらに、キャップは、従来品よりもプラスチックの使用量を約50%削減します。
まず、3月下旬より順次、「低糖質 調製豆乳」「低糖質 豆乳飲料 麦芽コーヒー」各1000mlの2アイテムのキャップと、「おいしい無調整豆乳」「調製豆乳」「北海道産大豆 無調整豆乳」「低糖質 調製豆乳」「低糖質 豆乳飲料 麦芽コーヒー」各200mlの5アイテムのストローを切り替えます(写真の商品)。
ストローは2023年度中、キャップは2024年度中に、全アイテムを順次切り替える予定です。
バイオマスプラスチックとは、植物などの再生可能な有機資源を使用した、カーボンニュートラル(※2)の特性があるプラスチックです。このたび採用するストローとキャップは、サトウキビを原料に使用しています。このストローとキャップの採用により、年間約400トンの石油由来プラスチックの削減を見込んでいます(※3)。
キッコーマングループは、地球環境への負荷が少なく、製造・輸送・保管・販売に適し、お客様にとって安全で使いやすい容器包装の調達・開発・商品化に取り組んでいます。お客様の意見をいただきながら、今後もさらに、利便性と環境への配慮を兼ね備えた商品の開発を進めてまいります。
キッコーマングループの環境への取り組み
キッコーマングループの経営理念の1つは、「地球社会にとって存在意義のある企業をめざす」です。事業活動を通じて社会に貢献するとともに、環境保全への取り組みや社会活動を積極的に行うなど、よき企業市民として行動していくことによって、社会との共生を図っていきたいと考えています。
また、「キッコーマングループ 長期環境ビジョン」では、「バリューチェーンを通じた環境配慮型商品の展開」を、2030年までにめざす目標の1つとしています。
- ※12023年1月時点のアイテム数です。
- ※2カーボンとは「炭素」を、ニュートラルとは「中立」を意味します。バイオマスプラスチックも燃焼するとCO2を排出しますが、植物は成長過程で光合成などによりCO2を吸収しており、全体でみると、大気中のCO2を増加させず、収支はゼロとみなされます。
- ※3全アイテムを切り替えた場合の石油由来プラスチックの削減量(キッコーマン調べ)
記
1. 品名及び内容量・容器、価格
品名 | 内容量・容器 | 希望小売価格 1本あたり |
---|---|---|
キッコーマン 低糖質 調製豆乳 | 1000ml紙パック | 295 |
キッコーマン 低糖質 豆乳飲料 麦芽コーヒー | 1000ml紙パック | 295 |
キッコーマン おいしい無調整豆乳 | 200ml紙パック | 95 |
キッコーマン 調製豆乳 | 200ml紙パック | 95 |
キッコーマン 北海道産大豆 無調整豆乳 | 200ml紙パック | 95 |
キッコーマン 低糖質 調製豆乳 | 200ml紙パック | 95 |
キッコーマン 低糖質 豆乳飲料 麦芽コーヒー | 200ml紙パック | 95 |
- ※上記の希望小売価格は、あくまで参考価格で、小売業の自主的な設定をなんら拘束するものではありません。
2. 出荷開始日
2023年3月下旬より順次
3. 販売地域
全国
4. お客様お問合せ先
キッコーマンソイフーズ㈱ お客様係 TEL 0120-1212-88
以上
参考資料
豆乳の区分について
豆乳は豆乳類の日本農林規格(JAS規格)により定義され、
大きく「豆乳」、「調製豆乳」、「豆乳飲料」の3つに分けられます。
区分 | 規格 | 当社の主な商品 |
---|---|---|
豆乳 | 大豆固形分8%以上 | おいしい無調整豆乳 |
調製豆乳 | 大豆固形分6%以上 | 調製豆乳 |
豆乳飲料 | (A)果汁入り:大豆固形分2%以上 (B)その他:大豆固形分4%以上 |
(A)豆乳飲料 フルーツミックス (B)豆乳飲料 麦芽コーヒー |
豆乳の生産量推移
2021年の豆乳の国内生産量は、42.4万KLでした。