お知らせ
鶴岡食文化創造コンソーシアムに参画
当社は、山形県鶴岡市において推進されている「鶴岡ガストロノミックイノベーション計画」の産学連携の研究開発基盤である「鶴岡食文化創造コンソーシアム」に参画いたしました。
「鶴岡ガストロノミックイノベーション計画」は、食の科学と文化の融合を通じて食のイノベーションを主導する研究開発拠点を構築し、そこから生まれる革新的な新食材や技術を活用した新たな事業・産業を、産官学共創によって創出していく『地方大学・地域産業創生交付金』事業です。同計画の拠点として「山形大学鶴岡ガストロノミックイノベーション研究所(通称:鶴岡食文化創造研究所)」が2025年6月1日に設立され、これに連動する形で「鶴岡食文化創造コンソーシアム」が2025年6月27日に発足いたしました。
当社は、食の科学と文化を融合するという本コンソーシアムの理念に深く共感しており、欧州において科学として発展しているガストロノミーに、日本で取り組むことは非常に意義があると考えております。また、日本がこれまで築いてきた豊かな食文化を世界に発信するだけでなく、国内においても広く伝えていくことが重要であると認識しています。
本コンソーシアムを通じて、企業と大学等の交流による人財育成が進むことを期待するとともに、当社もその活動に積極的に参画し、新たな知・技術・食材の創出に貢献してまいります。
今後、鶴岡食文化創造コンソーシアムが「食の未来を共創する場」として、さらなる発展を遂げていくことを心より期待しております。
ガストロノミックイノベーション
本計画のコンセプトであり、「その土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた食そのもの(ガストロノミー)に大きな変革をもたらす新食材や商品・技術を生み出し、食産業・食文化に新たな価値を創造すること」を意味する本計画上の造語
鶴岡ガストロノミックイノベーション計画
・食文化創造都市鶴岡にガストロノミックイノベーションを主導する研究開発拠点を構築し、そこから生まれる革新的な新食材や技術の活用による産業の創出を図る。
・ガストロノミックイノベーション実現のため、山形大学農学部と慶應義塾大学先端生命科学研究所とが連携して研究開発と専門人材の育成を行い、拠点における研究開発力の強化と専門研究人材の集積を図る。
・総事業費 約22億円(うち交付金約14億円)
・推進主体 鶴岡市、山形大学、慶応義塾大学、フェルメクテス(株)、(一社)鶴岡サイエンスパーク、(公財)庄内地域産業振興センター
鶴岡食文化創造研究所 概要
・「食の科学と文化の融合」のビジョンを牽引する先端研究組織。産学連携で食の未来と産業創出を推進
・研究所所長:冨田勝(慶應義塾大学名誉教授/ 一般社団法人鶴岡サイエンスパーク代表理事)
・2025年6月1日発足
鶴岡食文化創造コンソーシアム 概要
・鶴岡食文化創造研究所と連動する形で開設した産学連携の研究開発基盤
・2025年6月27日設立
以上