消費者志向自主宣言・フォローアップ2024
| 取り組み方針 | 主な活動実績(2023年、一部2024年を含む) | 参考資料 ①コーポレートレポート2024 コーポレートセクション ②コーポレートレポート2024 非財務セクション |
| 1.トップコミットメント |
| 「キッコーマングループ経営理念」を実践することにより、社会への責任を果たしていくことが事業活動の基本であると考えております。 | ・『グローバルビジョン2030』を長期ビジョンに掲げ、それを実現するために策定した中期経営計画(2022-2024年度)をすすめている。「グローバルビジョン2030」を策定する際には、社会課題の解決に向けた貢献を重要な要素として討議し、「地球環境」「食と健康」「人と社会」の重要な社会課題3分野を特定。以下が主な取り組みとなる。 【地球環境】 ・企業の温室効果ガス排出削減目標がパリ協定が定める水準と整合していることを認定する国際的イニシアチブ「SBT(Science Based Target)」の認定取得 ・シンガポールのしょうゆ生産拠点であるKIKKOMAN (S) PTE LTD.(KSP)内の1,500枚以上のソーラーパネル設置 ・希少な野生動物の生息地であり、北海道キッコーマンでの自然林調査を行なった 【食と健康】 ・大豆・小麦不使用のしょうゆ代替調味料を北米で発売開始 ・MCT(中鎖脂肪酸)が体脂肪を減らす機能性表示食品の調整豆乳「キッコーマン カラダの豆乳+MCT」を発売 ・ホームクッキングアプリを刷新し、栄養バランスのよい献立づくりを応援する新機能を追加 【人と社会】 ・ステークホルダーとの協働を踏まえ、心理的安全性向上をテーマにた職場風土改善活動の推進 ・支援を必要とするご家庭に向けた食品寄付の活動をNGOと連携して実施(認定NPO法人グッドネ―バーズ・ジャパンによる「グッドごはん」に参画 |
▶トップコミットメント ▶①p.16~19、p.35~40 |
| 2.コーポレート・ガバナンスの確保 |
| 全てのステークホールダーに対する企業責任を果たす上で、コーポレート・ガバナンスは最重要課題であると考えています。 | ・社外取締役および社外監査役全員に対し、外部専門家の助言のもと2023年度の取締役会の実効性に関するアンケートを行い、分析評価の結果を取締役会で報告・審議したところ、取締役会は良好に機能しており、実効性は確保されていると判断 | ▶①p.55~62 |
| 3.お客様対応部門と他部門の有機的連携 |
| <お客様の声の活用> お客様相談センターではお客様の声にいつも正確に、迅速に、誠実にお答えするよう努めております。また、お客様からお預かりしたご指摘・ご意見・お問合せを「お客様の声」としてまとめ経営層をはじめ関係者と共有し、事業活動に活用させていただいています。 |
・品質保証部長、商品開発本部長、購買部長など各部門の部門長をメンバーとするCS向上委員会を開催し、迅速な商品改良を推進 ・お客様からいただいたご質問やご意見などはデータベース化し、迅速かつ正確な対応を図るとともに、お客様の声を経営資源として生かすため、社内での活用を図っています。さらに、お客様の声をまとめた情報を週報として全国の役員、所属長に配信し社内で共有しています。 ・既存商品の改良新商品の開発にあたっては、品質保証委員会にお客様相談センターが参加することにより、お客様の声を反映させるよう努めております。 |
▶お客様の声を活かしました ▶②p.62 |
| <安全・安心への取り組み> 「消費者本位」の大前提は商品の「安全」とお客様の「安心」です。お届けする商品が「安全」であることをわかりやすくお伝えし、お客様に「安心」していただくことで、お客様満足の向上に取り組んでいます。 |
・原材料の原産国やアレルギー情報について、ホームページ上でご案内するほか、多くの商品ラベルにより分かり易くアレルギー情報を掲載するとともに、お客様からのお問合せに速やかにお答えする体制を維持 ・工場においては、国際的な食品安全マネジメントであるFSSC22000等の取得をすすめて安全確保を強化 ・ホームページに掲載している「よくお寄せいただくご質問」をトレンドに合わせて質問の改廃・追加を実施。また、一部についてはより見易く、より充実した内容に刷新 |
▶②p.56~58 ▶商品情報 ▶よくお寄せいただくご質問 |
| 4.お客様への情報提供の充実・双方向の情報交換 |
| キッコーマンでは小学生を対象にした出前授業、学校や各種団体を対象にしたキッコーマンアカデミーなどの食育活動、食文化と料理の講習会などを通じ、お客様との双方向のコミュニケーションの推進に取り組んでいます。 | ・食の興味を喚起する出前授業(キッコーマンしょうゆ塾、キッコーマンオンライン食育講座、食育×しょうゆ遠隔教育プログラム、デルモンテトマト塾など)を実施 ・「KCC食文化と料理の講習会」を実施 ・キッコーマン国際食文化研究センターにてセミナー・公開講座を実施 伝統のわざと知恵を磨き続け、高品質の商品・サービスを誠実にていねいにお届けします。 |
▶②p.67~70 ▶食育活動 ▶これまでの料理講習会2024年 ▶KCC料理講習会映像ダイジェスト ▶過去のセミナー・公開講座一覧 |
| 5.キッコーマンの約束を実現するために |
| 社員一人ひとりが「キッコーマンの約束」を実現するキーパーソンという自覚を持ちそれぞれの業務で実行し、約束を果たしていきます。 | キッコーマングループ各社の所属長が「キッコーマンの約束」などを受け、自組織の2~3年後のありたい姿を描き、その達成に向けた方策や人材育成策などを、自身の言葉で明文化 | ▶②p.85 |
以上