しょうゆが彩る世界の料理 しょうゆが彩る世界の料理

世界地図にカーソルを合わせてください。地域ごとの料理の特徴やレシピをご紹介します。

キッコーマンはしょうゆを通じて世界の食文化と出会いの輪をつくりたい。そんな願いをこめて、各国で愛されている料理を参考に、しょうゆを使った新しいレシピを考え、美しい世界地図を描きました。その中から計20品のレシピをご紹介します。 キッコーマンはしょうゆを通じて世界の食文化と出会いの輪をつくりたい。そんな願いをこめて、各国で愛されている料理を参考に、しょうゆを使った新しいレシピを考え、美しい世界地図を描きました。その中から計20品のレシピをご紹介します。

※料理は各国のつくり方をアレンジして制作しています。
※世界地図はイメージです。デザイン上、簡略化しています。

地域ごとの料理の特徴やレシピはタップすると開きます。

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日本

しょうゆは、中国から伝わった
「穀醤(穀類を原料とする発酵調味料)」が
日本で独自に発展したもの。
江戸時代に広まり、和食の要に。
今では洋風の料理などにも
使われるようになりました。

日本

肉じゃが

しょうゆとみりん、和食の王道ともいえる組み合わせです。肉や野菜にうま味と風味がしみ込んで、冷めてもおいしい、繰り返し食べても飽きない味です。覚えておきたい煮物。

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日本

ぶりのてり焼き

てり焼きは、しょうゆの香りを生かすにはぴったりの料理といえます。魚に調味料を絡めて焼くことによって、しょうゆの色や香ばしさ、みりんのてりが出て、食欲をそそる味になります。

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北米

しょうゆは肉料理ととても相性のよい調味料。
その特徴が知られるようになり、
アメリカ、カナダでも広く使われるようになりました。

カナダ

サーモンのメープルドレッシングサラダ

カナダといえばサーモンが有名。しょうゆは魚料理にもよく使われます。カナダの特産品・メイプルシロップとともにドレッシングに加えれば、コクと風味のあるサラダのできあがり!

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アメリカ

フライドチキン

フライドチキンは全米で食べられている料理で、スパイスを使うのが特徴です。しょうゆはスパイスともよくなじみ、コクが出て風味よく揚がります。

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アメリカ

ハンバーガー

元々日本の調理法であるてり焼きは魚をよく使いますが、アメリカではハンバーガーやチキンソテーなど、肉料理でおなじみ。今では「TERIYAKI」としてそのまま通じる言葉になっています。

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アメリカ

ジャンバラヤ

南部地方の有名な米料理。主に長粒米(粒の長い米)を使いますが、レシピでは短粒米でアレンジしました。しょうゆの香ばしさで風味もアップします。

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欧州

江戸時代にはオランダへ
しょうゆが輸出されていました。
ヨーロッパで貴重な調味料として使われ、
その品質は当時から高く評価されていました。

ロシア

ビーフストロガノフ

炒めた玉ねぎ、牛肉、サワークリームのうま味が三位一体となるところがポイント。玉ねぎの炒め加減によって、色合いが違ってきます。しょうゆを隠し味に。

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スウェーデン

ミートボール

スウェーデンのミートボールは、リンゴンベリー(コケモモ)など果物のジャムを添えるのが定番です。果物のソースにしょうゆを加え、奥行きのある味に仕上げました。

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オランダ

パプリカの肉詰め

オランダは、日本が鎖国をしていたころ、ヨーロッパへしょうゆを伝えた国。オランダではよく使われる食材であるパプリカで、肉詰め料理をつくりました。

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イギリス

ポークとセージのパイ

パイ料理はイギリスでは定番料理。肉や魚、果物などさまざまな具でパイをつくります。ポークとセージの組み合わせと、生地のバター、しょうゆのハーモニーが絶妙です。

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イタリア

トマトソースパスタ

イタリアの家庭では、さまざまな太さや長さのパスタ料理が好まれ、ソースの種類も数多くあります。トマトソースでは、しょうゆがトマトのうま味をより引き立たせます。

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アジア&中東

東アジアはしょうゆ、
東南アジアは魚醤が使われています。
中東ではしょうゆを日常的には使いませんが、
下味やソースに使うとうま味を引き出します。

中国

水餃子

中国で食べられている餃子は、一般的にゆでて黒酢などで食べる料理。今回はスープも一緒に食べられるようにアレンジしました。アツアツをどうぞ。

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ラオス

手巻き生ビーフン

ラオスは魚醤を食べる文化圏。しょうゆのうま味、風味がなじみやすい料理が多い地域です。ビーフンとたっぷりの野菜をしょうゆベースのたれで召しあがれ!

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シンガポール

肉詰め手羽先

シンガポールは、中国系、マレー系、インド系などの民族がいて食文化が融合し、さまざまな料理があります。下味にしょうゆを使い、コクのある肉料理に。

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トルコ

ピーマンのドルマ

トルコでは日常的にしょうゆは使いませんが、隠し味として加えるとうま味がアップします。この料理では、肉詰めの具の下味に加えました。トマト味にも深みが増します。

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オセアニア

多くの島々からなるオセアニアは、
魚も肉もよく食べられる地域。
多民族の文化が混ざり合っています。
シンプルな肉料理にはしょうゆが活躍します。

オーストラリア

子羊背肉のてり焼き風

てり焼きは、肉のうま味としょうゆの香りの良さが際立つ調理方法です。特に羊肉としょうゆは名コンビ。肉の個性を引き出します。

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中南米

歴史的に日本からの移民も多いため、
地元の料理にしょうゆが使われることもあります。
しょうゆになじみがある地域といえます。

ペルー

牛肉と野菜の炒めもの

ペルーは中国や日本からの移民も多く、しょうゆなどアジア系の調味料もよく使われています。このメニューは、中国風の調理方法が使われているペルー伝統料理のアレンジです。

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チリ

エンパナダス

エンパナーダとも呼ばれます。小麦粉生地で具を包んで焼く料理で、南米で食べられています。肉に限らず、サーモンなど魚の具もおすすめ。下味にしょうゆを加えました。

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アフリカ

しょうゆとはなじみの薄い地域ですが、
しょうゆのうま味はどんな食材とも
合わせやすいのが特徴です。
煮込み料理のコク出しに。

コートジボワール

コートジボワール風カレー

コートジボワールの料理は、魚の干物や干しえびをよく使うので、しょうゆとも非常によくなじみます。ピーナッツのコク、肉のうま味との相乗効果で深い味わいになりました。

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マダガスカル

チキンのココナッツシチュー

マダガスカルではココナッツが料理に多用されます。実は、ココナッツの風味や甘みはしょうゆとよく合うのです。煮込み料理に加えると、全体の味がよくまとまります。

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しょうゆの味の深さは発酵のちから しょうゆの味の深さは発酵のちから

しょうゆは、大豆、小麦、食塩から
つくられる醸造調味料。
発酵により300種類以上の香り成分が含まれ、
奥行きのある味わいが特徴です。
また、基本の五味(甘み・酸味・
苦味・塩味・うま味)のバランスがよく、
いろいろな食材によく合います。
しょうゆは和の食材に限らず、
さまざまな食材や味ともよくなじむので、
もともとしょうゆがなかった国の料理にも
受入れられるようになりました。
メインの味つけのほか、
隠し味としても風味やコク、
そしてほどよい塩味を添えることができます。

監修・荻野恭子
料理研究家/和・洋・中・エスニックの
エキスパートから料理技術を修得。
世界各国の食卓を直接取材し、
食文化研究を続けている。

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