品質保証に関する人財教育
キッコーマングループの品質保証力向上のために取り組んでいる人財教育についてご紹介します。
キッコーマングループの品質保証に関する人財教育
キッコーマングループでは、eラーニングによる基礎教育、品質保証部、品質管理部等の社内講師や外部講師による集合教育(Teamsなどを利用したWeb研修も含む)、また定期的なQAだよりやメールマガジンの発行などを通じて、品質保証業務に関わる多くの部門の品質保証力の向上に努めています。
食品衛生・食品安全に関する基礎教育
食品取扱施設等における衛生管理、そ族及び昆虫対策、食品等の取扱い、従事者の健康管理、HACCP、FSSC22000、フードディフェンス、食品表示など食品衛生・食品安全に関する基礎教育を、eラーニングなどを用いて効率的に行っています。また、社内講師により、ヒューマンエラー防止策、変化点管理、予防保全、予兆管理、防虫防鼠に関する現場対策などトラブル発生防止教育を行っています。
工場監査員研修
工場監査力向上のため、工場監査員に対して、原料・資材の受入、原料管理、調合、充填、分析、製品管理などのシーン別に、不適合事例、好事例、監査で指摘すべき項目などのケーススタディを行っています。
品質保証勉強会
品質保証の3つの軸である安全性、適法性、社会的公正性についてより深く理解する目的で企画担当、開発担当、工場担当、営業担当を対象に品質保証の意義や実例を踏まえたケーススタディの勉強会を定期的に実施しています。
海外赴任前の品質保証研修
初めて海外に赴任する社員を対象に研修を行い、キッコーマングループの品質保証の基本理念について理解を深めると共に、商品のラベル表示と製造管理については、重点的に品質保証上の重要ポイントを学習します。特に、赴任先で品質保証申請を担当する社員には、申請書類の具体的な準備方法についても事前教育を実施しています。
海外拠点でのオンライン勉強会
海外赴任前に実施した品質保証研修内容を踏まえ、赴任後により品質保証についての理解を深める目的でケーススタディを中心に勉強会を実施しています。現地採用のスタッフも同時に参加してキッコーマングループの品質保証のマインドを共有しています。
定期刊行
- QAだより
グループ内の品質保証担当者をはじめ、企画・開発部門、経営層に対し、課題共有と対策推進を目的として、四半期に1回「QAだより」を配信しています。主な内容は食品衛生、食品表示に関わる社会情勢、行政動向、それらへの具体的な対応策についてです。 - メールマガジン「KIKKOMAN QUALITAS(キッコーマン クアリタス)」
品質保証とは、グループ社員全員がそれを理解し、実践すべきものだと考えています。そこで、グループ社員全員に対し、品質保証の基本的な内容の周知を目的として、メールマガジン「KIKKOMAN QUALITAS(キッコーマン クアリタス)」を毎月を配信しています。