キッコーマン食文化講座
世界にはじけるスパークリングSAKE ~MIZUBASHO PUREの開発の秘話~
日程 | 2013年9月25日 |
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場所 | 野田本社 |
講師 | 永井則吉先生 |
主催 | キッコーマン国際食文化研究センター |
MIZUBASHO PUREの開発の背景
- 1日本酒での食文化の変化
- 2世界の乾杯のシーンで米のSAKEとして
- 3世界的なシャンパン市場の成長
- 4ワイン界の方との出会い
- 1998年シャトークリネ元オーナー、故ジャン・ミッシェル・アルコート氏が来社、共にテイスティングを行う。
- 彼からぶどう作りの熱い思い、ワイン造りの情熱を受ける。
→世界に通用するお米で造った日本酒を造りたい
MIZUBASHO PUREの目標設定
「シャンパン」がブドウで造る最高峰のスパークリングワイン
→「PURE」はお米で造る高品質なスパークリングSAKE
MIZUBASHO PUREができるまで
構想開始1998年
→スパークリングSAKE第一弾「水芭蕉 純米活性にごり」発売2003年
2003年より本格的な開発に着手→2006年 シャンパン製法の研究に渡仏
→2008年5年で700回以上の失敗を重ねついに完成。特許取得。
製品・製造特許を取得(特許第4112607号、特許第4422195号、国際特許)
2009年 世界最高峰レストランスペイン「エル・ブリ」で採用。
2008年 東京国際映画祭ウエルカムドリンクとして採用。
2012年 京都吉兆、なだ万他メニュー入り
2013年 各国在外日本大使館メニューリストにMIZUBASHO PUREノミネート
現在世界20カ国以上に輸出している。
- フランス シャンパーニュ地方を訪問した時に感じたこと
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共通キーワード:世界ブランド
- 1ブドウ農家が裕福である。
- 2地域に住む人が誇りを持っている。
- 3世界中からツーリストが集まっている。
MIZUBASHO PUREの展望
- シャンパーニュ地方のシャンパンのように品質基準・認定制度を設け、原材料の基準、製造工程、最終の品質・出荷管理等の基準設定。
- チームスパークリング⇒SAKE JAPANを組織化し世界市場性を上げていく。
- 日本地域発 「スパークリングSAKE」で世界の乾杯のシーンを目指す。