研究開発について

キッコーマングループ研究開発部門では、しょうゆ醸造技術を基礎として、おいしさの追求と新たな領域への挑戦、食の安全・安心への取り組みを進めています。
研究員一人一人の夢が、お客様にとってかけがえのない価値となるように日々、研究開発に取り組んでいます。

沿革

当社研究開発部門は、会社創立以前の1904年(明治37年)3月13日に設立された野田醤油醸造組合醸造試験所を母体としています。
試験所開設当時は、当時の先端技術であった純粋培養による種麹の製造研究が行われました。その後、しょうゆ醸造に科学のメスを入れ、品質と生産性の向上だけでなく、しょうゆの安全性の証明にも貢献してきました。
しょうゆ醸造の研究は、1950年代に、しょうゆを利用した加工品の研究と、ライフサイエンスの研究へと応用、発展していきました。

将来の製品開発の軸となる基礎研究から、商品の開発研究まで、国内外の研究機関との連携をはかりつつ活発な活動を行っています。

開設当時の「野田醤油醸造組合醸造試験所」
開設当時の「野田醤油醸造組合醸造試験所」
現在の「キッコーマン中央研究所」
現在の「キッコーマン中央研究所」

主な研究開発領域

キッコーマンでは、しょうゆの品質と生産性の向上を目指して、
しょうゆづくりに欠かせない微生物と原料処理から火入までのあらゆる工程を、長年にわたって研究してきました。

『食の安全・安心』に関わる技術開発も、キッコーマンの根源的な研究課題として、科学的な見地からの追求を続けています。

近年では、しょうゆ醸造に関わる研究成果や技術開発を基礎とし、お客様の暮らしに有用な技術・製品を生む新しい種を見出すための、新たな研究領域にも取り組んでいます。