「食育×しょうゆ 遠隔教育プログラム」実施レポート
キッコーマン株式会社は、静岡大学教育学部発ベンチャー企業 一般社団法人「プロフェッショナルをすべての学校に」(代表:塩田真吾 静岡大学教育学部准教授)と協働で、子どもの「教育格差」の縮小に向けた取り組みとして、地方の中山間地域や離島の小学校での遠隔授業を実施しています。2020年度から「食育×しょうゆ 遠隔教育プログラム」として、小学生の皆さんとキッコーマン東京本社の社員をインターネットで映像をつなぎ、しょうゆのつくり方や魅力・働きなどを学び、「おいしく食べる秘訣」を考えるワークを行いました。
また2022年度より新ワーク「自分たちの郷土料理を考えよう」を一部小学校で開始し、2023年度から本格的に新ワークを展開して、小学生の皆さんに、自分たちの郷土料理を考えてもらうことを実施しています。
実施校一覧
遠隔地で訪問することが難しい小学校において、日頃慣れ親しんでいるしょうゆについて改めて学び、「自分たちの郷土料理を考える」といった「食育」の機会を児童の皆さんと共有できる非常に有意義なプログラムとなっています。今後、訪問の難しい全国の小学校でもオンラインを活用した「しょうゆ塾」を実施していきます。
児童・先生のご感想
- 初めての遠隔授業だったが、とっても楽しかった。しょうゆのことについて、いろいろなことが知れたし、しょうゆの搾り粕をさわれたりしてとても勉強になった。しょうゆ博士の解説の仕方などもとても分かりやすかったのでたくさんメモができた。今日習ったことを家族の人や友達にも教えたいと思った。
- 今回はたくさんしょうゆの事について教えてもらってとてもいい思い出になりました。授業では、「色・味・香り」のことにとてもおどろいた。香りが300種類もある事がすごいなあと思いました。「リモート」でも、とても分かりやすく教えてくださったのでもっともっと授業を受けてみたいと思いました。
- 今回は、子どもたちの身近な「しょうゆ」というテーマだったので、より深く考えることができたと思います。企業の先生はとても親しみやすくて、子どもたちもすぐうちとけて、楽しく授業をうけることができました。またこのような機会があるとうれしいです。本日は本当にありがとうございました!