しょうゆの市場開拓は、日系人や日本人の多くが住んでいる西海岸から始まりました。しかし、大量消費を見込むには非アジア系のアメリカ人を取り込んでいく必要があります。
そのために、「しょうゆは日本料理のための調味料」という概念を変えて、新たに「KIKKOMANというソース」を提供することを基本ポリシーとしました。
まず、「Delicious on Meat(デリシャス・オン・ミート=肉によく合う)」というキャッチフレーズが生まれました。使用方法のポイントを絞り、肉を焼いてしょうゆをかけると香ばしくおいしくなることを、訴求したのです。