親子の食体験レポート
野田・えだまめ体験編
日時 | 2022年7月23日(土) |
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場所 | 千葉県野田市 |
協力 | 遠藤農園(野田市) |
えだまめとしょうゆ、その関係は?
えだまめの産地であり、キッコーマンの工場がある千葉県野田市でえだまめ収穫としょうゆづくり体験を親子で楽しみました。
プログラム内容
(1)えだまめ収穫体験
千葉県野田市のキッコーマンもの知りしょうゆ館に集合。
野田市で約400年続く遠藤農園へバスで移動しました。
当日は夏の青空の下で収穫体験を実施することができました。
遠藤農園到着後、えだまめ博士遠藤さんのお話を聞きました。
えだまめ博士の説明をしっかり聞いて、さあ収穫スタートです。
根元を持って引き抜きます。収穫後はまず根を切り落とし、葉を取りました。
そして茎の長さをハサミで整えて、自分で収穫したえだまめをお土産として持ち帰りました。
(2)もの知りしょうゆ館見学
えだまめと大豆は同じものです。
その大豆を原料にしてつくるのがしょうゆです。
さぁ、えだまめ体験に続いてもの知りしょうゆ館を見学します。
映像でしょうゆの歴史・原料とつくり方・発酵のしくみなどを学び、その後見学コースを歩きました。実際の機械や設備、タンクなどを間近で見ました。
(3)しょうゆづくり体験
しょうゆの原料(大豆・小麦・食塩)にさわって、香りを確かめ、麹菌を加えて混ぜます。
できたしょうゆ麹に触れ、3日かけて育っていく麹を観察します。
その後、発酵・熟成していく「もろみ」の色、香りの変化を体感しました。
最後に力いっぱいもろみをしぼり、しょうゆのできるまでを体験しました。
(4)修了式
最後に、一人ひとりに修了証が授与され、親子の食体験 野田・えだまめ体験編は幕を閉じました。自分たちで収穫したえだまめは格別だったと思います。すてきな夏休みの思い出になったでしょうか?
参加者の感想
- (収穫体験)農家さんが手間ひまかけているのがよく分かりました。収穫の仕方が分かり、よい経験ができました。穫れたてのえだまめはとてもよい香りがしました。(保護者)
- (収穫体験)暑かったけど収穫は楽しかったです。えだまめを引っこ抜いたり切ったりして、あまりしないような体験でした。(児童)
- (工場見学)映像が素晴らしくて、しょうゆづくりの中に飛び込んだ感じがしました。一度につくる量にも驚き、とても楽しかったです。(保護者)
- (工場見学)ビデオや話し方がうまくてとても分かりやすかった。しょうゆにはいろいろな工程があると知った。(児童)
- (しょうゆづくり体験)こうじ菌の成長でにおいや色が変化していくことが分かりました。しょうゆをしぼった時の色の違いに驚きました。(保護者)
- (しょうゆづくり体験)体重をかけないとしょうゆがしぼれないので、精一杯力をいれたら指が痛かった。昔の人はこれをずっとやっていたのかと思うとすごいなと思いました。(児童)