親子の食体験レポート

野田・えだまめ体験編

日時 2025年7月5日(土)・12日(土)
場所 千葉県野田市
協力 遠藤農園(野田市)

午前・午後の2部制とし、より多くの参加者にえだまめ収穫やもの知りしょうゆ館見学を体験してもらいました。

プログラム内容

(1)えだまめ収穫体験 ~畑で味わう、旬の恵み~

千葉県野田市の「キッコーマン もの知りしょうゆ館」に集合し、地元で約400年の歴史を持つ遠藤農園へバスで移動しました。
農園に到着すると、えだまめ博士・遠藤さんから、えだまめの育て方や収穫のコツを教えていただきました。
いよいよ収穫体験スタート!根元をしっかり持って引き抜き、ハサミで根を切り落とし、葉を手で取り除いて、収穫したえだまめを袋に詰めてお土産に。
今回収穫したえだまめは、4月初旬に種をまいたもの。自分の手で収穫した新鮮なえだまめは、格別の味わいです!

(2)もの知りしょうゆ館見学 ~大豆からしょうゆへ~

収穫したえだまめを乾燥・成熟させると「大豆」になります。そして、大豆はしょうゆの原材料。
もの知りしょうゆ館では、しょうゆの歴史や製造工程、しょうゆの持つパワーについて学びました。
実際の工場設備や巨大なタンクを間近で見学し、しょうゆづくりのスケールに驚きの連続!

► しょうゆ工場見学

(3)しょうゆづくり体験 

見学のあとは、いよいよしょうゆづくりに挑戦!
大豆・小麦・食塩といった原料に触れ、香りを確かめながら、こうじ菌を加えて自分たちの手で混ぜていきます。
3日間かけて育つ「こうじ」を観察し、発酵・熟成していく「もろみ」の色や香りを体感。
最後は、力いっぱいもろみをしぼって、しょうゆができるまでの工程を体験しました。自分の手でつくるしょうゆは、学びと感動がいっぱいです!

自然と食、そして伝統の知恵にふれられる親子の食体験となりました!

参加者の感想
  • (収穫体験)えだまめがなかなか抜けなくて娘は苦労していましたが、葉っぱ取りはスムーズにできて「楽しい!」と喜んでいました。帰って食べるのが楽しみです。(保護者)
  • (収穫体験)えだまめの収穫の仕方がよくわかり勉強になりました。またやりたいです。(児童)
  • (工場見学)分かりやすくて子どもでも楽しめてよかったです。実際に香りを体験することもできて楽しかったです。また、「世界のパッケージ」などもおもしろくて、しょうゆが世界中にあることがわかり嬉しかったです。(保護者)
  • (工場見学)しょうゆができるまでの工程が分かり自分たちがいつも食べているしょうゆがどのようにつくられているかが、よく分かりました。(児童)
  • (しょうゆづくり体験)実際に目で見て、触れて体験できたのでしょうゆが出来上がる様子が記憶に残りました。(保護者)
  • (しょうゆづくり体験)1回目、2回目にしぼったものより、3回目の方がとても透明でびっくりしました。またしぼってみたいなと思いました。(児童)
  • (全体の感想)しょうゆについて知らないことばかりでしたが、とても楽しく学ぶことができました。(保護者)
  • (全体の感想)全体的に全てがおもしろかったです。特におもしろかったのは、しょうゆづくり体験です。夏休みの課題にしてみようと思いました。とてもいい思い出になりました。(児童)