(4)明治以後の陶磁製しょうゆ容器 |
明治以後も、陶磁器は主に「通
かよ い徳利」がしょうゆ容器として活躍しましたが、その他贈答用しょうゆの容器としても用いられました。現在でも一部、贈答用しょうゆの容器として用いられています。 |
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(5)ガラス壜 |
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日本において5世紀の古墳時代に大陸からガラスの製法が伝来して以来、ガラス製品は製造されていました。しかし、明治時代になるまでは容器素材としては一般
化しませんでした。これは日本のガラス製造技術が大きく遅れをとっており、丈夫で実用的な製品をつくることができなかったことが要因です。 ガラス壜の使用は、明治になってヨーロッパから輸入されたビール壜から始まりました。しょうゆ容器としてのガラス壜が本格的に使われるようになったのは、大正期以後です。これは、ガラス壜が自動製壜機により安定的に生産できるようになったためです。
ガラス壜は内容物の保存性に優れ(「Panel-11」参照)、洗浄して再利用しやすく、また透明であるため内容物の視認性に優れた容器です。環境について関心の高まっている今日、あらためて注目に値する容器です。 |
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