韓国の発酵食品
キムチの保存
キムチ(3)
キムチの保存
キムチを常備する韓国家庭

崔:昔は冬に野菜がとれなかったため、とれる時季にたくさんとって、キムチなどに加工し、瓶に入れて土に埋めていました。今はみんなマンションになって、昔のように保存することが難しくなりました。そこで、3か月くらいの間食べられるように温度の調節ができる、キムチ専用の冷蔵庫がよく売れています。だから外国の人がやってくると、「韓国は冷蔵庫がすごく大きいですね」と言われます。 冷蔵庫をパッと開けると、そこにはミッパンチャンと言って、常備菜やその他に塩辛や、キムチや、豆の煮物などが入っています。そういったものと、季節の魚の焼きものや焼き海苔があれば、もう簡単に食事ができるのです。

韓国では家に遊びに行くと、「ご飯は食べましたか?」とよく聞かれます。食べてないと言ったら、「早くきて」と言って、おかずの隣にスプーンだけ置けば、すぐ食べられるようになっているんです。スープなどもたくさん作ってあって、誰がきても困らないようになっています。
キムチ専用の冷蔵庫は、今韓国の主婦が一番欲しいと思っているものの一つとなっています。
