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崔:韓国では、発酵食品を含め、自然の恵みを体に摂り入れ、体のためになる食事として、昔から伝統料理の中に活かしてきました。
しかし、最近では大家族から核家族化への傾向が強まり、食生活も手作り中心の食べ物から、既成品を使った食事へと変化しています。
韓国に限らず、大切な食生活を次世代に受け継いでいくことはとても大切なことであり、守っていかなければなりません。
韓国の料理でも、基本調味料としてしょうゆが使われています。このように料理の中に、意外と日本と韓国の共通点も見られるのです。ですから、日本も韓国も食卓を通じて、お互いによいものを取り入れ、発展させていくことは、すばらしいことだと思います。
人間は、美味しいものを食べると幸せを感じます。さまざまな食べ物を通して、世界各国との文化交流がより盛んになることを切望します。 |
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2002年度 第1回 食文化セミナー
「韓国の発酵食品」より(2002年5月10日) |
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参考文献 |
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「韓国 オモニの食卓」 崔 智恩(チェ チ ウン) 著 PARCO出版 |
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「日本語版 世界の味 韓国料理」 韓 晶惠(ハン ジョンヘ) 著 旭屋出版 |
「アジアの食文化」 秋野晃司・小幡壮・澁谷利雄 編・著 建帛社 |
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写真提供 |
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金 榮吉(キン ヨンギル)(写真家) |
韓国観光公社東京支社 |
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食を通しての国際交流 |
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