江戸から学ぶ 食の「しつけ」と「こころ」
「食」と「こころ」を育む

おいしい記憶をつくりたい

いつ、どこで、だれと、楽しい会話をしながら食事をして、そして「こころ」が満たされたという、「おいしい記憶」。それは、「初めて出合った味」であったり、「おふくろの味」、「我が家の味」であったり・・・。
なかでも「家庭料理」は、作る人の愛情がこもったごちそうです。家族で食卓を囲めば笑顔が生まれ、食卓にのった料理は、どんな高級料理もかないません。そんなおいしい、楽しい食事が、子どもたちの「食」と「こころ」を育みます。そこには「食卓コミュニケーション」があります。

一.「時間」の共有・・・・・・みんなと一緒に食べて、会話、笑顔が生まれます。
二.「食」の共有・・・・・・同じ料理を食べて、さらに会話が広がります。
三.「こころ」の共有・・・・・・コミュニケーションのなかで、みんなの「こころ」がなごみます。

このような「食卓コミュニケーション」のなかで、「こころ」が育まれ、「家族愛」も育まれていきます。

イメージ
『年中行事絵巻』