江戸から学ぶ 食の「しつけ」と「こころ」
「生活のリズム」と「五育」

このように「食」を育むことが「食育」、「こころ」を育むことが徳育=道徳です。「食育」「徳育」を育み、そして「智育」「体育」「才育」を育みます。これが教育の基本となる「五育」です。
生活の基本となる「食」と「こころ」を育むためには、「生活のリズム」を整えることが大切です。
早起きをして朝ごはんを食べ、学び、遊び、早寝でぐっすり眠る。このリズムをもとに、自分の「生活のリズム」、家族の「生活のリズム」を整えることから、「五育」がはじまります。

「生活のリズム」と「五育」

●参考文献
『養生訓』(中央公論新社)貝原益軒著 松田道雄訳
『国家の品格』(新潮新書)藤原正彦著
『遊べや遊べ!子ども浮世絵展 図録』くもん子ども研究所編集

●画像提供
公文教育研究会(☆印の画像)よりご協力いただきました。

●文責
キッコーマン国際食文化研究センター


年中行事絵巻』☆ 1688~1735年(元禄~享和)頃 作者未詳
パネル下部の絵は、元禄頃の年中行事を描いた絵巻物です。正月からはじまり、初午、ひな祭り、端午の節句、夏祭り、月見、紅葉狩りと続き、年末の雪と餅つきで終わります。

『年中行事絵巻』