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かるた
2026年10月02日
【かるた便り】『聴くおいしい記憶かるた』制作の裏側
こんにちは。「おいしい記憶」事務局の きこ です。
以前この【かるた便り】でも紹介させていただいた、 『おいしい記憶かるた』の読み札やエピソードを、声と映像で楽しめるコンテンツ 『聴くおいしい記憶かるた』。 すでにお楽しみいただいた方もたくさんいらっしゃると思います。
今回は、その制作の裏側を少しだけご紹介します。
『聴くおいしい記憶かるた』の音声を担当してくださったのは、フリーアナウンサーの吉竹史さんです。
吉竹さんは、キッコーマン提供の番組「おいしい記憶きかせてください」でも、さまざまな方の食にまつわる記憶や人生のエピソードに耳を傾けてこられました。まさに『おいしい記憶かるた』の音声にぴったりの方にご担当いただくことができました。
6月某日。都内スタジオに、吉竹さん、編集のおかゆ太郎さん、番組制作スタッフのみなさん、そして事務局スタッフが集合しました。
おかゆ太郎さんは、お笑い芸人として活動しながら、映像編集も手がける“二刀流”の方です。
軽いリハーサルののち、「あ」の札から順番に録音が始まりました。
最初の読み札が吉竹さんによって読まれ、「音声」になった瞬間、スタジオは「おおお〜」と、感嘆のため息に包まれました。
はしゃぎたい気持ちを抑えながら、札一枚一枚の音源を冷静に聞き返し「ここはゆっくりめに」「ここは少し強調してお願いします」といったリクエストも出していきました。難しいリクエストも、吉竹さんの機敏な対応で収録は順調に進んでいきました。
最後に収録したのは、『聴くおいしい記憶かるた 【堪能部屋】』で聴くことのできる、吉竹さんのコメントです。
吉竹さんは、一枚一枚の札に寄せたコメントを丁寧に準備してきてくださいました。事務局スタッフも収録当日まで内容を知らなかったのですが、ほっこりしたり、大笑いしたり。どのコメントも、吉竹さんのお人柄に触れられるものばかりでした。
短い言葉のリズム、エピソードの背景にある情景や気持ち。それらが吉竹さんの優しく朗らかな声で表現されることで、絵札の表情がより深く、立体的になっていく瞬間に立ち会えたことは本当に光栄です。
収録を無事終えたときの吉竹史さん
札の魅力と声の魅力に編集作業は難航!?
音声は、札一枚につき数パターンずつ録音したため、データは膨大な量になりました。
そのたくさんの音声素材を整理し、聴きやすく、楽しみやすく整えてくれたのが、おかゆ太郎さんです。
吉竹さんの声の魅力を生かしながら、言葉の間合いやテンポ、聴いたときの心地よさまで細やかに整え、『聴くおいしい記憶かるた』をコンテンツとして仕上げてくださいました。
おかゆ太郎さんは、編集作業をこう振り返ります。
自分の子ども時代の思い出、そして親になってからの思い出、それぞれを思い出し、感慨深くなりながらの作業でした。そんな調子なので、編集しながらお気に入りの札を見返すこともしばしば。編集完了までなかなかの時間を要しました。吉竹アナのエピソードも秀逸なものばかりで、こちらも聴き返すことが多く、さらに時間が……。稀に見る編集時間で完成した『聴くおいしい記憶かるた』です。

左下が映像編集のおかゆ太郎さん 。事務局スタッフと収録スタジオにて。
これからも楽しみ方を育てていく
『聴くおいしい記憶かるた』は、かるたをもっと多くの方に、もっといろいろな形で楽しんでいただきたいという想いから生まれました。
今回『おいしい記憶かるた』の音声化を企画した立場でありながら、できあがったものに一番驚いたのは事務局スタッフかもしれません。
それは、何度も札を読み、馴染んできた事務局スタッフでさえ、音声になったことで新しい札の表情に出会うことができたからです。
札やエピソードを「聴く」ことは、「読む」こととは少し違う体験です。文字で読んでいたときに思い浮かべていた風景や、自分の中にある記憶とは、また別の場所に届くような感覚がありました。
一枚の札に込められた「おいしい記憶」が、音声になることで、また違ったかたちでたくさんの人に届いていく。
そんな広がりを感じられる制作となりました。
まだ『聴くおいしい記憶かるた』を体験していない方は、ぜひ一度、耳を傾けてみてください。
文字で読むときとは少し違う、『おいしい記憶かるた』の表情を楽しんでいただけたらうれしいです。
『聴くおいしい記憶かるた』はこちらからどうぞ
コーポレートサイト「おいしい記憶」/ 「練習道場」 「堪能部屋」
キッコーマン公式YouTubeチャンネル「おいしい記憶チャンネル」/ 「練習道場」 (プレイリスト)
