
Creators
-つくり手-

柳原尚之
【作品】「おいしい記憶きかせてください」、「おいしい記憶 ~今の私をつくってくれたあたたかな食の物語~」出演
近茶流宗家・柳原料理教室主宰/博士(醸造学)
東京農業大学大学院醸造学専攻後期博士課程修了
小豆島の食品会社勤務やオランダの帆船でのキッチンクルーの経験をもち、現在東京・赤坂の柳原料理教室で、日本料理、茶懐石の研究指導にあたる。
2009年から2013年までの5年間、東大寺修二会にて練行修に精進料理をつくる院士(いんじ)を務めた経験を持つ。
NHK「きょうの料理」などテレビ番組出演の他、NHKドラマ「みをつくし料理帖」、大河ドラマ「龍馬伝」「青天を衝け」などの料理監修、時代考証も数々手がける。TBS「渡る世間は鬼ばかり」の料理所作指導を長く務めた。
2015年文化庁文化交流使、2018年農林水産省日本食普及の親善大使に任命され、世界へ日本料理を広める活動を行う。
ライフワークは江戸時代の食文化の研究と継承、そして子ども向けの和食料理本の執筆・講義を通した子どもへの食育を行っている。
近著には「美味しい暮らし 季節の手仕事」(池田書店)、「世界一美味しご飯をわが家で炊く」(青春出版)、「はじめての和食えほん」「春のごちそうをつくろうシリーズ」「春夏秋冬 全4」巻(文溪堂)他
メッセージ
「おいしい記憶」は、味覚だけでなく、その場の雰囲気や一緒に過ごした人々との思い出が深く結びついて、人生の中で特別な宝物となります。家族や友人と共有した食の体験が、後の世代に語り継がれることで、食文化の大切な一部として残していくことが重要です。
キッコーマンの「おいしい記憶」サイトの取り組みは、こうした思い出を他の人々と共有し、共感し合うことで、新たな「おいしい記憶」を生み出す素晴らしいプロジェクトだと思います。たくさんの経験や考えが、さらに広がっていくことで多くの人々にとって新しいインスピレーションとなればうれしいですね。
このような取り組みを通じて、食文化の継承がさらに進んでいくことを祈りつつ、私自身もお手伝いができることを楽しみにしています。
