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- 写真・グラフィック -
和食は、紡ぐ。
縦糸にしょうゆ。
横糸に折々の季節の幸。
だれかといっしょにたべるたびに、
いっしょにつくるたびに、
鮮やかな記憶が織り込まれていく。
季節にふれる。
だれかに愛されていると感じる。
ひとりで生きているのではないと知る。
そして人を想う人になる。
おいしい記憶のひと織りひと織りが
繊細な感受性という綾になり、
細やかな思いやりという衣をつくる。
おいしい記憶に織り込まれた糸は、
ぬくもりを伝え、人をやさしく包む。
その糸は、人と人の絆をつないでいく。
色とりどりの物語を紡いでいく。
おいしい記憶をつくりたい。
キッコーマン。
INFORMATION
和食は、紡ぐ。(2021年2月)
こころを込めてつくられるものは、人のこころを豊かに彩り、おいしい記憶という羽衣を紡いでいく。
2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された和食の素晴らしさをあらためて紹介しようと制作された「和食三部作」の第一作目。
⚫︎第二作目「和食は、灯す。」2021年9月
⚫︎第三作目「和食は、愛でる。」2021年12月
第13回中日新聞社広告大賞 読者が選ぶ東京新聞広告賞部門 受賞
第59回JAA(公益社団法人日本アドバタイザーズ協会)広告賞 消費者が選んだ広告コンクール 新聞広告部門メダリスト
「和食三部作」は、第89回毎日広告デザイン賞 広告主参加作品の部 準部門賞 受賞
クリエイティブディレクター 山田尚武さんコメント
2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された和食の素晴らしさをあらためて紹介しようと制作された「和食三部作」。
コロナ下で、外出も外食もできないご時世。新聞紙面を開く瞬間だけでも、華やかな気持ちを、という想いもありました。
和食の素晴らしさは、季節を織りなす食材の色と繊細さを採り入れた組み合わせの妙。それは、日本の伝統工芸の世界に通じるもの。
と考え、織機、和傘、組木の三部作として展開しました。
それぞれ、その道の職人さんに、作り方、こだわりをご指南いただき撮影。
織機、和傘、組木、それぞれ表現世界には共通点がありました。
余剰を排し、大切なものだけを丁寧に積み上げていくと美しいものができあがる。
それは、伝統が新しいものとして進化し続けていく無限の法則。
和食にも通じる真理。そして、これから私たちが営んでいく生活に、仕事に、その先の未来に、欠かすことのできない知恵。
制作者として襟を正すようなこころもちで制作しました。
広告に掲載した料理のレシピ
⚫︎ちらしずし
⚫︎ひらひら春にんじんチャンプル
⚫︎春野菜のだし生姜焼き
⚫︎彩り野菜のおかか炒め
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