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-よみもの-

第9回 小学校高学年の部(作文)優秀賞

感謝と笑顔のお昼ごはん

「ごはんできたよ~」今日はお姉ちゃんと二人でお留守番。だから、お昼ご飯も二人で食べることになった。お姉ちゃんが作ってくれた。私は、お姉ちゃんが作るご飯が好きだ。その中でも私は、タコさんウインナーが好き。簡単に作れる料理だ。姉はいつもは、あまり話しかけてこないようなクールな感じ。でも、お料理になるとタコさんウインナーを作るようなかわいい一面があるというところがまた好き。そのウインナーは、焼きかげんがいいくらいでとても美味しい。ウインナーを口に入れると、カリッという音がする。その日によって作ってくれるものがちがうけど、スープやおみそ汁、野菜いため、たまご焼きなども作ってくれる。

時には、失敗してしまう。例えば、オムライスのたまごが上手に作れなくって切れたり。でも、そんなお料理も、私のために作ってくれていると思うので残さずに食べる。残してしまうと、せっかく作ってくれたのにわるいから。お姉ちゃんは、中学生で、むずかしい勉強もあると思うし、部活などもほぼ毎日でたいへんなのに、わざわざ作ってくれる。だから私は食べ終わったら、いつも、「ごちそうさま。美味しかったよ。ありがとう」と言う。するとお姉ちゃんは笑顔になる。つられて私も笑顔になる。私はお姉ちゃんの笑顔を見るのが好き。だからいつも、「ありがとう。」と言う。

お姉ちゃんはお留守番の時いつも作ってくれる。だから次は私がお料理をお姉ちゃんに作ってあげたい。まずは簡単な料理からちょうせんしていきたい。私が中学生になったら、お姉ちゃんだけでなく家族のみんなにありがとうと言われるような、みんなが笑顔になるような美味しいご飯が作れるようになるぞ。いつもありがとう。お姉ちゃん。

INFORMATION

第9回 小学校高学年の部(作文)優秀賞
「感謝と笑顔のお昼ごはん」
後藤 恋奈 ごとう れな さん(三重県・11歳) 四日市市立大谷台小学校 5年
※年齢は応募時

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