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-よみもの-

第12回 小学校低学年の部(作文)優秀賞

きいろくかがやくごはん

ぼくは、さつまいもが大すきです。なぜかというと、さつまいもはあまいし、ホクホクしているから、こころがあったかい気もちになるからです。やいても、あげても、ごはんとたいてもおいしいし、大学いもや、スイートポテトとかデザートにもなります。ぼくが、一ばんすきなのは、さつまいもごはんです。

きょ年のあき、二年生がえん足でほってきてくれた、大きなさつまいもを一本もらいました。
「おいしくたべてね。」
といってわたしてくれました。もったらおもたかったので、いえにかえって、はかってみました。そしたらなんと三百八十八グラムもあってびっくりしました。大きかったから、おかあさんに二つのおねがいをしてみました。一つ目は、さつまいもごはんを、二つ目は、さつまいもの天ぷらをつくってもらうことです。できるまでワクワクしました。テーブルの上にならんだのを見て、やったーとおもいました。さつまいもごはんは、きいろくかがやいていて、ホクホクしていました。天ぷらは、そとがカリカリでサクサクしていておいしかったです。もっとたべたい気もちになりました。だから、
「あしたのおべんとうにも入れてほしいな。」
とおねがいしてみました。つぎの日、ワクワクしながらおべんとうをあけてみたら、中に、ほんとうに入れてくれていて、うれしくなりました。さつまいもをくれた二年生に見せてあげたいくらいでした。

ぼくは二年生になりました。こ年のあき、えん足でほったさつまいもを、一年生にプレゼントできるといいな。そのときは、一ばん大きいのをわたそうとおもっています。そして、
「さつまいもごはんがおいしかったから、よかったらつくってみて。」
とつたえてあげたいです。あきがくるのがまちどおしいです。

INFORMATION

第12回 小学校低学年の部(作文)優秀賞
「きいろくかがやくごはん」
松井 航一郎 まつい こういちろう さん(東京都・7歳) 青山学院初等部 2年
※年齢は応募時

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