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-よみもの-

第14回 小学校低学年の部(作文)優秀賞

小学生のごはん

わたしは、かきといちごとぶどうがだいすきです。きらいなものはあまりたべたくありません。おやさいもすきです。ずっきーにやおくらやきゅうりにかぶとかりふらわーとぶろっこりーとたまねぎとにんじんもぜんぶすきです。
おかあさんは、いつも
「たべることはいきることだよ。」
といいます。いわれると、わたしはそうなんだなとおもいます。そして、すきじゃないおにくはいちまいだけたべます。
しょうがくせいになって、あさはやくおきてランドセルをせおってがっこうでべんきょうをしています。ようちえんとはちがいます。
すごくおなかがすくようになりました。よるごはんをたべるときに、いつもへらしてもらうおにくをぜんぶたべられました。おどろいて、どうしちゃったんだろうとおもいました。おかあさんも
「すごいね。」
とほめてくれます。ふしぎでおなかをみました。おなかがぱくぱくたべています。たくさんごはんをたべてげんきがでました。しゅくだいもすぐにできました。
つぎのひもおなかがすいています。おさかなです。あゆでした。いつもはたべたくないのにもっとたべたいといったら、おかあさんがとてもよろこんでいます。わたしもうれしくなってきました。わらっていたら、
「このあゆさんも、かわでおよいでいたけれど、いまはちとせちゃんのなかで、ちとなりにくとなりからだをつくってくれているんだよ。」
といいました。すごくおどろきました。
あまりすきではないたべものだったのに、いままでわたしとおなじでいきていて、からだをつくってくれるなんてしりませんでした。
「たべることはいきることだよ。」
といわれると、
「うん。」
とこたえるようになりました。これからも、たくさんたべていっぱいいきていきたいとおもいました。

INFORMATION

第14回 小学校低学年の部(作文)優秀賞
「小学生のごはん」
赤石 知登世 あかいし ちとせ さん(愛知県・6歳) 愛知教育大学附属名古屋小学校 1年
※年齢は応募時

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