
Readings
-よみもの-
2020年度 特別賞
食べた人も作った人も笑顔になれる
私は、去年の冬休み明けに 5・6年生で『弁当の日』として1人でお弁当を作りました。
幼稚園のときは当たり前のようにお母さんに作ってもらっていたけど、自分1人でいざやってみると大変だったのでお母さんはすごいなと思いました。作りながら、お弁当に詰めるための配置やどうやったら美味しくなるか考える必要があるのではじめて作ったときはけっこう時間がかかってしまいました。今回、改めてお弁当をつくってみると前より早く作ることができたり、配置を考えているとスムーズにつくることができてうれしかったです。
お母さんが、「ウインナーを先に焼いてから卵を焼くとウインナーの風味がして卵が美味しくなるよ。」と、教えてくれました。食べてみるとお母さんが言っていた通り、少しだけどウインナーの風味がしてとても美味しかったです。また、今年も『弁当の日』があるので、そのときは今回教えてもらったことを生かして作りたいと思います。
また、5年生のときに家族のために「オムライス」を作ったことがあります。オムライスのケチャップライスを作っているさい中にお母さんとケンカをしてしまったけど、つくり終わってお母さんが食べてその笑顔をみたとき、「作ったかいがあるなあ、よかった」と、食べた側も作った側も笑顔になって、それから料理がとても好きになりました。料理を作ると食べた人が笑顔になって作ったかいがあるからお母さんはつくっているのかな、と思いました。今度、お母さんにお礼として美味しい料理をプレゼントしたいです。
私は、「料理」のことをこんなに深く考えたことがなかったけれどこれをかくことによって、改めて料理が面白いと感じました。
私にとって料理とは「食べた人も作った人も笑顔になって心もホッコリ、あたたまる」ものだと思います。

INFORMATION
食べた人も作った人も笑顔になれる
田嶋 未実(おいらせ町立百石小学校6年)
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