お店で、水色の弁当箱を見つけました。「かわいいな。」と思い、買ってしまいました。そして自分のために、れいぞう庫のあまりもので、作りました。とてもおいしく食べました。それから、おぼんが近づくにつれて、思いついたことがありました。「そうだ。天国のおじいちゃんにも、お弁当を作ってあげたい。」おじいちゃんは、私のママが１才半のころに、亡くなりました。だから、ママも、思い出が全くありません。もちろん、私も写真でしか分かりません。でも、そんなおじいちゃんに、心のこもったお弁当をとどけたい、と思いました。もちろん、ママの気もちもこめて。まず、こんだての内容を考えました。北海道生まれで、山登りが大好きだったので北海道名物の食べものを選びました。ラム肉や、トウモロコシ、ホタテ貝、アスパラガスなど。さらに、新潟名物のささだんごのささを取り入れました。ささには防ふこうかがあるので、それでごはんを包むことを考えました。天国にとどくまでに、くさらずおいしいままとどくようにしました。ごはんの具の中に、北海道名物の具を入れ、ささで、ささだんごのように包みました。まん中を切って中身を見せて、皿にもりつけました。のこりのおかずは、私の水色の弁当箱にいれました。私たちは、ろうそくの火が消えないように、気をつけてくらしていきます。天国で見守ってね !!