Readings

-よみもの-

2022年度 特別賞

お弁当の日

 僕は、お弁当の日が楽しみにしすぎて、ねむる時の時間が12時を回っていました。
 ねむれなくて、お母さんに、「はよねなさい!! 明日はお弁当の日やで!」とおこられてしまいました。
そしてお弁当の日、当日きのう12時を回ってからねむったせいか、ねぼうしてしまいました。
 お母さんも、ねぼうして、お弁当を作っていなくて、二人ともパニクッて「やばい!!どうしよう!!」と続けて、僕が、「どうする!! やばいほんまにやい!!」「とりあえず、買い出しいってくるわ!!」とお母さんが7時にオークワに出かけて行きました。
 そしてお母さんが帰ってきたのは、なんと7時20分!! 学校に行かなくてはならない時間は、7時45分です。お母さんに言われて、とりあえずたまごやきを作りました。
 「お母さんは、ソーセージ作るから!!」僕は、お母さんが作ったものをつめこんで、なんとか7時40分にはつめこみが終わりました。
 お母さんと、「なんとか終わったなー」と僕が言うと、お母さんが「あ!!」と言って、僕がなに?と言ったら「お米たいてない!!」と言って、もうお終いと思ったらきせきがおきました。
 となりの人が、「朝からごめんなさいねーこれもしよかったら食べてー」とピンポンをおしてきて、五目ごはんを差し入れてくれました。そしてお母さんは思いつきました。
 「この五目ごはん、お弁当つめれへん?」その時おとなりさんに感謝しかありませんでした。
 そして、お弁当の時をむかえて、いち番おいしかったのは、五目ごはんでした。

INFORMATION

2022年度 特別賞
お弁当の日
早水 天門(田原本町立南小学校6年)

他の作品を読む

これも好きかも

共有

XLINE
おいしい記憶