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-よみもの-

2024年度 特別賞

お刺身の盛り合わせ

 ぼくは、家族と来客のためにお刺身の盛り合わせをよくつくります。その時の作り方や感想を書こうと思います。
 ぼくは、新鮮な魚を買うために、いつも大阪府の田尻漁港へ行き、その日に漁港でとれた新鮮な魚を買うようにしています。今までマグロ、ヒラメ、タイ、イカ、ブリ等、色々な魚を買ってさばいてきました。
 ぼくが魚をさばくようになったのは幼稚園の頃です。釣りが好きで釣ってきた魚を家でさばいているうちに、魚をさばくのが好きになりました。いつも父に横について教えてもらっていました。最初は難しかったけれど、だんだん慣れてきて、今では一人でさばけるようになりました。
 魚のさばき方は、慣れるととても簡単です。まず魚のうろこを取り、魚の頭を落とします。その時ヒレのトゲにささらないように気をつけます。次におしりの穴から包丁を入れ頭の方向に向かって腹の部分を切っていき、腹わたを取ります。その時、血合いという部分があるのですが、血合いは臭味の原因となるので丁寧に取り除きます。その後、背骨にそって包丁を入れ、魚を三枚おろしにします。それができたら皮をひき、食べやすい大きさに切って盛りつけたら完成です。ぼくにとって盛りつけが一番難しいです。最近お皿ではもの足らず、ついに舟盛りの器を買ってもらいました。大根のツマと大葉も欠かせません。見た目も大切にしています。
 ぼくはこの魚をさばくという体験で料理の楽しさを知りました。来客や家族が喜んで食べてくれるのを見るのもうれしいです。先日は誕生日プレゼントに父にマイ包丁をもらいました。また作りたいと思います。

INFORMATION

2024年度 特別賞
お刺身の盛り合わせ
畑中 結翔(智辯学園和歌山小学校4年)

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