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-よみもの-

「あなたのおいしい記憶」エッセー、作文コンテスト2017 作文部門優秀賞

おばあちゃんの焼き豚

おばあちゃん家は、遠いのであまり会えないけれど、遊びに行くといつも同じ音がします。
「シュッー、シュッー。」
おいしそうな良いにおいもする。これは、焼き豚を作っている圧力鍋の音です。とても、にぎやかだけれど、嬉しい気持ちになります。
私は、焼き豚がとてもとても大好きです。
私が好きなのを知っているので、たくさん作ってくれます。
おばあちゃんの焼き豚は、とてもおいしいので、お母さんもおばあちゃんに教えてもらって、たまに家でも、作ってくれます。
なぜ、おいしいかと言うと、お肉が甘くてジューシーさを引き出しているからです。そして、醤油のしょっぱさと風味がしみこみ、よりおいしい焼き豚になります。
煮込む時間で、お肉のしょっぱさが、とても変わり違う食感になります。
焼き豚は、家では作れないイメージだけれど、家で作れたのは、おばあちゃんがお肉やさんの娘だったから、おいしい焼き豚が食べられます。
特に、とてもおいしいところは、あぶらがたくさんのっていてボリュームな焼き豚です。おばあちゃんは、お肉を選ぶのも上手です。
焼き豚は、色々な食べ物に合うので食べやすいです。ラーメンやチャーハン、そして特に私は、フランスパンに焼き豚とレタスとトマトを挟んで食べるのが大好きです。
おいしいから、すぐなくなってしまって、
「明日も、食べたいから作って。」
とお母さんに言います。
「また、作ってあげるからね。」
と言ってくれます。
おじいちゃんも、おばあちゃんもお父さんも、お母さんも私も、おいしい焼き豚が大好物です。
そして次に食べられるのが、とても楽しみでワクワクしています。
私が大きくなったら、おいしい焼き豚を作りたいです。お母さんにレシピを聞いて、おいしい焼き豚を作って家族そして、みんなに食べさせてあげたいです。
焼き豚のおいいしいところをもっと知りたいです。

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「あなたのおいしい記憶」エッセー、作文コンテスト2017 作文部門優秀賞
おばあちゃんの焼き豚
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