Readings

-よみもの-

「あなたのおいしい記憶」エッセー、作文コンテスト2020 作文部門最優秀賞

おいしいてきとうごはん

わたしがすきなごはんはうめぼしごはんです。うちのうめぼしはしょっぱくて、とてもすっぱいです。毎年一回おじいちゃんとおばあちゃんが作っておくってくれます。おかあさんがてきとうにごはんを作るときはいつも一つぶ食べます。おいしいうめぼしがあるとごはんがおいしくなります。でもおかあさんのてきとうごはんもおいしいです。それにおもしろいごはんです。
おかあさんがてきとうごはんを作るときは月曜日から金曜日の中で、いそがしいと大さわぎする日です。わたしがごはん何?と聞くと、いつもてきとうごはんといいます。あるものだけで作るごはんです。作り方はとくにありません。そのとき思いついたてきとうな方ほうで作っているそうです。だからできあがりまでおかあさんも何ができるかわからないそうです。わからないととても気になってわくわくします。いろいろなぐざいが入ったてきとうとんじる、ごちゃまぜチャーハン、なぞどんぶりなど、うちでしか食べられないごはんです。わたしがまた作ってとおねがいしても、できとうだからもう一回同じものは作れないといわれます。だからもっとおいしくかんじます。
わたしもいつかてきとうごはんをつくられるようになりたいです。ほかの人が作ったことがなくて、かんたんでおいしいごはんで、みんなをびっくりさせたいです。

INFORMATION

「あなたのおいしい記憶」エッセー、作文コンテスト2020 作文部門最優秀賞
おいしいてきとうごはん
作・社員の家族

他の作品を読む

これも好きかも

共有

XLINE
おいしい記憶