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第10回「あなたの『おいしい記憶』をおしえてください。」エッセーコンテストのために直木賞作家の山本一力さんが書き下ろしたエッセー「だらくうどん」を音声でお届けします。


あれを初めて頂いたのは昭和43年正月二日。年賀訪問先の矢矧家(横浜市)だった。
喜市・芳子夫妻は共に山形県村山市出身で、自動車部品製造工場を営んでおられた。
初詣の話が弾み、思いのほか長居となった。
「わたしらが馴染んできた、村山の味を」
喜市さんの声がかりで用意された夕食が、村山地方に伝わるだらくうどんだった。
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おいしい記憶