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第6回「あなたの『おいしい記憶』をおしえてください。」エッセーコンテストのために直木賞作家の山本一力さんが書き下ろしたエッセー「おぬくとおこげ」を音声でお届けします。


細い稼ぎで妹とわたしを養育していた母は、朝食を大事にした。
こどもを学校に送り出すと、自分も仕事に出た。
検番(芸者周旋所)の帳場という仕事柄、帰宅は深夜だ。
しかも一年を通じて休みは数日だけである。
こどもと一緒は朝食だけだ。
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おいしい記憶