世界の食卓をめぐる

- 展示期間
- (1999年7月~2000年3月展示)
「食」を中心とする生活様式はそのまま「食文化」となり、地域や民族、時代の変遷のなかで育まれてきました。
世界の人びととの交流が盛んになり、情報メディアの発達やライフスタイルの変化が著しい今日、私たちの暮らしも国際化の流れを反映し、新しい食文化を生みだしつつあります。世界に目をむけると、近年では日本をふくめたアジアの食が注目され、欧米に浸透するだけでなく、融合して新しい食文化を形づくるとともに、フランスのように伝統料理を見なおそうとする傾向もあります。
当社では、世界の食文化を考える視点から、これまで各国大使館のご協力のもとに、お国自慢の料理の数々を紹介させて頂いてきました。どの料理もお国ならではの個性と魅力にあふれるものばかりです。
そして、これらの料理は当センターに集積される貴重な資料でもあります。
ご協力を頂きました各国大使館のみなさまには重ねてお礼を申し上げます。